君といる幸せ





「っぶねー…」

「さすが律!」

「花菜、大丈夫か?」

「りっくん…怖かったよ~」








花菜は律に抱きつき、涙を流していた。






すると、何やら上から物音がしたこもに気付いた律は、花菜を抱きしめたままの状態で上の階を見上げた。




女の子の声で「やばいよ!」という声が聞こえたかと思うと、走り去る足音が聞こえてきたのだ。
律は思わず上の階を睨みつけていた。





そんな律の様子に気付いたあかねや隼大が声を掛けてきた。




< 27 / 331 >

この作品をシェア

pagetop