君といる幸せ
「まぁ、律。良いじゃないか。……それより、正式に茶会の申し込みがあって日程が決まったぞ」
「茶会?」
「ほら、一ノ瀬さんとの約束だ。忘れたのか?」
「……あぁ、覚えてるよ。それでいつ?」
「明日の午後3時からなんだが……どうだ ?」
「明日って随分急だな。しかも3時って…俺、学校なんだけど…。まぁ、仕方ないか。良いよ、その時間で」
「ありがとう、律。あちらさんにはそう返事をしておくよ」
「あぁ」
「さぁ、早く朝ご飯にしちゃいましょう。律、遅刻しちゃうわよ」
千裕の進めもあり、律は朝食を食べ始めた。
そして食べ終わると、タイミング良くあかねが迎えに来て、律は学校へと向かったのであった。