君といる幸せ



それからしばらくの間、2人は庭のベンチに座って過ごした。



2人の間に会話はなく、ただ単に無言で座り続けていた。
それがお互いに苦痛な時間ではなく、本当に心地良いものであった。




それは、2人の帰りが遅くて心配になった父親達が探しに来るまで続いていたのであった。






< 90 / 331 >

この作品をシェア

pagetop