時と花と少女
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キーンコーンカーンコーン
      キーンコーンカーンコーン

学校の朝のチャイムが鳴る。
俺の頭の中はさっきの少女でいっぱいだった。
どうしてこんなに彼女が気になるんだろう、女子に会ったの久しぶりって訳でもないのに…。

「よっハニー!」

ビクッ

「んだよ…!相変わらずきもちわりぃなw」

コイツはの木道 港(きどう こん)
小学校の時からの付き合いであり、俺の親友←?である。

「お前なんか今日顔がフワッとしてねぇか?」

「は?どういう意味だよw」

「いやまさか....まさかねぇ....お前に限ってまさか恋......とかしてないよね?」

え?恋?恋なのか?これが…?

「はぁん、図星かっ☆」

「いや、いやいやいやいや、別にそんなんじゃねえし!」

「照れない照れない、マイハニー。
で、どの娘なんだ?このクラスか?」

「いや…だからそんなんじゃねえって。
ただ、普通に今日の朝赤髪の女子と花畑であっただけだよ。」

「..............。」

「?どうした、こん」

「お前…それってまさか花の死神懍じゃねえか?」

「え、なんだよそれ。」

「お前知らねえのか?結構有名だぜ?この蝶花町でシスターをやってる、一番の美少女で、特徴は白い肌に赤色の髪。凄く花好きらしくて花畑に現れるって話。その子とはめったに会えなくてさ、まるで幻のような存在なんだって。でも、会えたやつはその日ー.......」

「ゴクリ…。その日…?」

「必ずその子に恋をする。」

「っ........なんだよ、驚かすなよ〜。でもなんで死神なんだ?女神とか赤髪とか色々きれいなあだ名付けられんじゃん。」

「いやぁ、そんな事俺に言われましてもさぁww」

「まぁ、そうだよな。お前のようなやつに言っても無駄か。」

「それちょっと、酷くない?!そうなんだけどさ!酷くない?!」

幻のような存在、花の死神懍か…。
必ずその子に恋をする…ね。
そうなのかもな…。
        「オレヲムシスルナヨ…」((byコン
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