LOVEFATE~理由~

再び、そうやって俊ちゃんと自然と話せるようになり、

私は嬉しくて仕方なくて顔が綻んでしまう



下に降りる用があったのに、

私は再び自分の部屋に戻りベッドに寝転んだ




布団を抱き締め、
笑みを溢す




「俊ちゃん、大好き」


口にすると、さらに好きになる



幼い頃から思い続け、
今はその気持ちが大きすぎる




俊ちゃんを思いこうやって幸せな気分になる度に、

いつか不幸に陥ってしまうんじゃないかと言う恐怖も抱いてしまう


それくらい、幸せ過ぎて怖い



世の中、良い事ばかりじゃないと思うから、

良い事の次は辛い事が起こってしまうかもしれない




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