LOVEFATE~理由~
「私もボーリング行きたかったんですけど、
モモちゃんにホスト行こうって
けっこう強引に連れて行かれたんですよねぇ」
あの飲み会終わり……
“レンからメール有って行かないといけないから、
まりえ行こう!
一緒に来てくれないなら、
私泣くよ”
そうモモちゃんは私の腕を、
しっかりと掴んでいた
その、レンとか言うホストの営業メールに引っ掛かったのか…
「ホストねぇ。
もしかして、まりえ迄ホストにハマッたとか?」
「まさかぁ。
私は誰も好きになんないですし。
男に、あんまり興味ないから」
そう言いながらもただ一人、
もう一度会ってみたいホストが居た
あの時、レン指名でホストクラブに来たモモちゃんの枝であるフリー客の私には、
何人かのホストが順番に付いていたけど
一番初めに付いた、
あのナンバーワンホスト
名前は、ナツキと言っていた