LOVEFATE~理由~

「それより、あのレンってホスト、なんなの?!」


持っていたグラスをテーブルの上にドン、と置くと


それに、ナツキが少し驚いていた




「なんなの、って、なにが?」




「だって、ナツキの元彼女の事、バカにしてるとしか思えないよ!!

ナツキに対しては、
罪悪感はあるのかもしれないけど…」



“――レンの奴、そうやって言ってるけど、
けっこうその事で今も俺に罪悪感感じてるから――”



そのナツキの言葉が本当ならば、

レンはそれをナツキに悔いている




だけど、もしナツキの元彼女に対しても現在罪悪感があったとしても、

当時に、騙してAV女優にしたり捨てたりって……



それって、本当に酷い





< 326 / 728 >

この作品をシェア

pagetop