LOVEFATE~理由~
今日も予備校が終わり、そのまま俊ちゃんの部屋へと行き、
私達は唇を重ねる
ベッドに腰掛け、
そのまま押し倒されるけど――
「――俊ちゃん、待って」
私に覆い重なる体を押す
「え、どうしたの?」
俊ちゃんは、待ったを食らうとは思わなかったのか、
キョトンとしている
「え、と、その……。
今日は、辞めておかない?」
「え……。
あ、そうか…」
俊ちゃんは何か合点がいったように、
頷いている
多分、私が生理になったのだと思っている
もう、生理なんかずっとないのに……