LOVEFATE~理由~

それからの私は空虚で、

死んだように毎日を過ごしていた



私の周りを流れるように時間は過ぎて行き、

その一部一部が断片的にしか記憶にない



毎日、部屋に篭り、
どう過ごしていたのかほとんど記憶がない




携帯電話もずっと充電していないから、
自然と電源が切れている




予備校も、お母さんに辞めると伝えた




もう大学に、行かないと






お母さんは特にその事に反対はしなくて、

それを伝え聞いているであろうお父さんも、
特に私に何も言って来なかった






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