LOVEFATE~理由~

「べつに、無理はしてないよ。

なんて言うのかな?
とにかく、仕事に私情挟んで周りに迷惑掛けたくないって思っただけだよ。

プライベートで、色々あったのはあったけど」





カメラを向けられ、
シャッターを切られている時は、

何も考えないようにしていた





「俺の前でもそうやって明るくしてるって事は、

俺もまりえさんからしたら、
仕事の相手でしかないからっすか?」



「篤君は、それ以上だよ。

仕事関係なく仲良いと私は思ってるし」



「そうっすか?

確かに、まりえさん俺に心を開いてくれてるから、
過去の辛かった事とか話してくれたんだとは思うんすよ」




「そうだよ」



私の過去の出来事は、
誰にでも話せるような事じゃない



それに、この3年間全てを話したのは、篤君だけ



いや



後、何故かホストのナツキもだった……





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