色の雫 - The seven colors -
「うわっ!……こうなったら、ラウンドスマッシュ!!」
ズバッ!
ヴォルトは5体全部のクモを斬りつけた。だが、《クモ》達にダメージを与えられた感じがしない。
「……え?」
ヴォルトは驚愕してしまった。あの《犬》を葬ったラウンドスマッシュが、こうもダメージを与えられないのだ。
「ちょ……」
ヴォルトが《クモ》の方を見たとき、《クモ》たちの反撃が始まろうとしていた。
「絶体絶命!?ヤバい……!!」
「シーク・ザ・レイン!!」
どこからともなく叫び声が聞こえた。すると、ヴォルトの周りの《クモ》に縦横無尽に幾数もの小刀が降り注ぎ、そして《クモ》を切り裂いた。威力がヴォルトのラウンドスマッシュと比べなくても一目瞭然、桁違い、故に瞬殺。もちろん《クモ》も《犬》のときと同様、煙となって消えた。
「…………」
ズバッ!
ヴォルトは5体全部のクモを斬りつけた。だが、《クモ》達にダメージを与えられた感じがしない。
「……え?」
ヴォルトは驚愕してしまった。あの《犬》を葬ったラウンドスマッシュが、こうもダメージを与えられないのだ。
「ちょ……」
ヴォルトが《クモ》の方を見たとき、《クモ》たちの反撃が始まろうとしていた。
「絶体絶命!?ヤバい……!!」
「シーク・ザ・レイン!!」
どこからともなく叫び声が聞こえた。すると、ヴォルトの周りの《クモ》に縦横無尽に幾数もの小刀が降り注ぎ、そして《クモ》を切り裂いた。威力がヴォルトのラウンドスマッシュと比べなくても一目瞭然、桁違い、故に瞬殺。もちろん《クモ》も《犬》のときと同様、煙となって消えた。
「…………」