色の雫 - The seven colors -
「アッシュ!!デスマウンテンって……」
しかしアッシュも顔を蒼白にしていた。
「あ、あぁ……俺も思い出した。もとの世界でやったゲームに同名のダンジョンがある……たしかそこのボスは……」
2人は声を揃えて言った。
「「灼熱穴居竜ヴァルバジア!!」」
「正解」
コーラルはその答えを聞けて嬉しいのか、ククク、とまたあの凶悪な笑みを含めて言った。
「だがそんなドラゴンなんざ、この僕1人充分。溶岩の奥底へと葬ってやったよ。今は別の怪物、いや色獣がここを住処にしているはずだ。」
「何だって!?」
アッシュは驚いた。確かヴァルバジアは(もとの世界のゲームでは)ハンマーを使わなければ倒せなかったはずだ。だがこのコーラルはハンマーなんぞ無しで倒したという。これが本当が嘘かは分からないが、もし嘘であったとしても、伝説の怪物を倒すという嘘をつける時点でただ者ではないことは確かであった。
しかしアッシュも顔を蒼白にしていた。
「あ、あぁ……俺も思い出した。もとの世界でやったゲームに同名のダンジョンがある……たしかそこのボスは……」
2人は声を揃えて言った。
「「灼熱穴居竜ヴァルバジア!!」」
「正解」
コーラルはその答えを聞けて嬉しいのか、ククク、とまたあの凶悪な笑みを含めて言った。
「だがそんなドラゴンなんざ、この僕1人充分。溶岩の奥底へと葬ってやったよ。今は別の怪物、いや色獣がここを住処にしているはずだ。」
「何だって!?」
アッシュは驚いた。確かヴァルバジアは(もとの世界のゲームでは)ハンマーを使わなければ倒せなかったはずだ。だがこのコーラルはハンマーなんぞ無しで倒したという。これが本当が嘘かは分からないが、もし嘘であったとしても、伝説の怪物を倒すという嘘をつける時点でただ者ではないことは確かであった。