色の雫 - The seven colors -
2人は息を潜めて窓の方に近づいていった。それはまるで敵前線基地に潜入する諜報員のように。雄也達は警察に気付かれずに窓の近くまで来た。だが、新たな問題が発覚した。施錠されていて中に入れないのだ。当然と言えば当然だが。
「くそっ……何か開ける方法はないのか?」
雄也は警察に気づかれないよう、小声でありさに言った。
「え……そんな事、私が知ってるわけないじゃない」
「だよなぁ……あーもう!!どうすればいいんだよーっ!!」
つい大声で叫んでしまった雄也。もちろんその声を警察が逃すはずもなく、
警察官 「おい!!そこに誰かいるのか!?」
もちろん気付かれてしまった。
「どうするのよ!?気づかれちゃったじゃない!!」
「や、やべっ!!に、逃げるか!」
その時、今まで鍵の閉まっていた窓が まるで自動ドアのように開いたのである。これには雄也もありさもかなり驚くことだが、今はそんな暇さえない。警察に見つかったらどんな面倒なことに巻き込まれるか分からない。
「えっ!?なんで開い……」
「なんでもいいから早く中に!!」
2人は屋内へ飛び込んだ。その後、ありさは急いで窓を閉めた。
「ん?気のせいか?」
どうやら警察官はどこかへ行ってしまったようだ。
「くそっ……何か開ける方法はないのか?」
雄也は警察に気づかれないよう、小声でありさに言った。
「え……そんな事、私が知ってるわけないじゃない」
「だよなぁ……あーもう!!どうすればいいんだよーっ!!」
つい大声で叫んでしまった雄也。もちろんその声を警察が逃すはずもなく、
警察官 「おい!!そこに誰かいるのか!?」
もちろん気付かれてしまった。
「どうするのよ!?気づかれちゃったじゃない!!」
「や、やべっ!!に、逃げるか!」
その時、今まで鍵の閉まっていた窓が まるで自動ドアのように開いたのである。これには雄也もありさもかなり驚くことだが、今はそんな暇さえない。警察に見つかったらどんな面倒なことに巻き込まれるか分からない。
「えっ!?なんで開い……」
「なんでもいいから早く中に!!」
2人は屋内へ飛び込んだ。その後、ありさは急いで窓を閉めた。
「ん?気のせいか?」
どうやら警察官はどこかへ行ってしまったようだ。