下駄箱を開ける時
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何も話題がない・・・
なんか話したほうがいいよね
「あの!!」
「ん?なに?」
呼んだはいいけど何を話す?!
「せ、先輩は香苗のどこが好きなんですか?」
うわ・・・
自分で言っといて今失言だと気づいた
先輩困ってるよ
「えっと、斉藤さんが俺の家に委員会のプリントとかを届けてくれたみたいなんだ」
「・・・・・・・・・」
「その時一緒に届いたメッセージがすごく律儀で綺麗だなって思ったんだ
それがきっかけ・・・」
結構ちょろいよね俺
っと付け足した先輩
それ全部私なのに・・・
「あ、あの・・それ「でも」」
遮られた!!
「君にこんな話しても不快な想いさせるだけだよね。ごめん」
「・・・・・・・・・」
言うにも言えなくなってしまった・・・