恋の神様
忠義「じゃ、帰ろっか!」

佳央莉「えっ?」

!!
ちょっと待って、

こんなとこ見られたら……

忠義「ん?どうした?」

佳央莉「あ、あのさ、みんなに見られたらダメだし、ここで解散で……。じゃあ!」
とドアの方に向かった

忠義「え?ちょ、待てって!」

ドアの前で腕を掴まれた。

忠義「別にさ、見られてもよくない?俺たち付き合ってるわけやしさ!」

佳央莉「………………っ、だめだよ!」
と振り向きもせず、そのままの姿勢で言った

佳央莉「大倉くんはかなり人気なんだから!」

忠義「何で名字で呼ぶ?」

え!?
佳央莉「え?」

忠義「俺はかおりんって呼ぶから、かおりんもあだ名で呼べ!」

あたしは大倉くんの方を見た。

!!!

大倉くんの顔がゆっくり近づいてくる。

!!!

ヤバい……キスされる…

佳央莉「た……た、たっちょん……」

忠義「よし!」

(ドキッ!)

息が荒い

!!

んっ!!!
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