さちまる☆ジ・喫茶!

大きな鞄を提げた、中学生か高校生ぐらいのおさげ髪の少女は、

見慣れないお店の看板をしばらく眺めていた。

(さちまる? ジ・喫茶? なんて読むんだろ)

わけあって、彼女はとっても疲れていたので、もうそれ以上考えるのをやめた。

(よくわからないけど、いいや。入っちゃえ。)

♪キィッ
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