刹那の笑顔
「なぁ…みのり?」
「ん?なぁに?」
「あのさ、
あの日から数日たったじゃん?
俺さ…刹那がいないと辛いんだ…。
寂しいんだ…。
どうしたらいいんだろう…。
本当に苦しい…。
刹那がたまらなく愛おしい…。
俺はそれほど刹那のことが好きだったのに、あっさりと刹那が振ったことを認めてた。
もっと…足掻けば良かったのか?
どうしたら…よかったんだろう……。
戻りたい…あの告白する前の日々に。
日にちが過ぎるごとにどんどん苦しくなってくる。
刹那は…こう思ってたり…しないんだよな」