刹那の笑顔


遼誠は怒りで強くみのりの手を握っていたため、


「んっ…、まだぁ?


いくら、みのりのことが好きだからって、そんなに強く手を握らないでぇ?




束縛されてる感じがしてぇ、、、
嬉しいけどぉ!





やっと、私のことを見てくれるようになって、私嬉しいぃ!」


「お前が……」


「え?なぁに?」


「お前が刹那を屋上から突き落としたんだろっ!!!」


遼誠は怒りで肩を震わせながらみのりを睨みつける。
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