刹那の笑顔


遼誠は先生の前で崩れ落ちた。


そして、ゆっくり水の粒が一個地面に落ちた。


「………






分かった。






お前には負けたよ。


いつも、お前に頼ってばっかだったからな…坂下に関して…。






あとで、職員室に来なさい」


遼誠は目を軽く赤くして顔をあげる。


「ありがとうございます!!」





「あのっ!みのりも!」
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