刹那の笑顔
厳しい目でみのりを見据えながら続ける。


「それに、お前なんでこの教室にいられるか、分かってんのか?





誰のおかげで、ここにいられるか、分かってんのか?!」


「…………、分かりません。」


「坂下のお母様が少し配慮してたんだ。






だがな、お母様だって許してるわけじゃないぞ…。




刹那が目覚めなかった時には、それ相応の罰を受けてもらう、とおっしゃっていた。






どちらにせよ、お前は坂下の判断によって必ずこの学校を退学になる。まだ、退学くらいで済んだだけ、ありがたく思え」
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