刹那の笑顔
翌朝
眩しいほどの光に目が覚めた遼誠は、ゆっくりと起き上がる。
頭は、ガンガン痛いし
目は、重い。
ゆっくりと目を開くと
そこには、見たこともない光景が広がっていた。
壁は落ち着いた茶色で、近くには木を基調にした机と椅子。
豪華なシャンデリア。
そして、白いフカフカのベッド。
窓は、水色のストライプのカーテンが。
「え……?」
足元には、スリッパとリュック。
服は、Tシャツとハーフパンツに変わっていた。
「な、何なんだよ…ここ」