刹那の笑顔


「え!?
俺宛に、メールなんか来てたんですか!?」


お母様は少し悲しそうに遼誠を見つめる。


「確かに、刹那はあなたに向けてメールを送っているわ。





刹那の送信BOXに入っていたからよ。



見て御覧なさい」


遼誠は慌ててスマホをポケットから取り出して受信BOXを見る。


「え?








ないん…ですけど…」


困惑してお母様を見る。











「やっぱり、そうなのね」
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