刹那の笑顔
「え?!
そんなに、その人の下の名前大事なの?!
嘘!?
誰、誰?
教えて!!
あ、もしかして刹那とか?
はたまた、刹華とか?!
ねぇ、教えてよ!!!」
ワクワクしたように、こちらを見てくる刹那に悲しみを覚える。
「後で、教えてやるよ!
それより、今日は遊ぼうぜ!
お近づきの印に!
遊び道具持ってきたんだからさ!
ってか、これはお父様がもってけって言われたからだけど……」
遼誠はすごろくやパズル、バランスゲームなどを出した。
今日ぐらいは、楽しんでもらはないと……。
これは、想像以上に刹那は、苦しむかもしれない。
お母様とお父様にも言わないといけないな。