刹那の笑顔
「ほら?
わたしがそんなあっさりと消してると思う?
流石にさ、そこまでバカじゃないんだよね。
それに、脅しに使いたくはなかったけどさ、それ相応のこと言われたし別にいいよね。
証拠隠滅?
はっ?バカじゃない?
言っとくけどこの写真、学校のサイトに送っといたから」
爆弾発言をした刹那にクラスがどよめく。
「う、うそでしょう?
冗談でしょ!?」
ヒステリックに叫ぶみのり。
「わたしが、冗談言うと思う?
あんたがよく言う、真面目で先生にしか好かれない学級委員で学年1位のわたしが冗談言うと思いますか?
わたしをなめないでくれる?」
みのり達は、ガタガタ震え出した。
刹那は冷たい瞳でみのり達を見た。