刹那の笑顔


「えっーーーーーーー?!



これ!?何これ!?

嫌っ!絶対に嫌!!」


刹那の悲鳴が響き渡ると共に、お母様が現れた。


「奥様、これでよろしいですか?」


メイドの篠原は、悲鳴をスルーしてお母様に聞く。


お母様は目をキラキラさせて篠原の手を取る。


「流石だわ。篠原!

髪の毛もやっといてくれたのね?
助かるわ!

ところで、刹那。
待ち合わせ場所はどこなのかしら?」


不満そうに、服を見ながら答える。


「え?
ウチの前。

もーすぐ時間…」


すると、ピンポーン!
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