0<X≦2人の王子様
そんなある日、
私と真行寺蓮は
急接近することとなる。


キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン

(はあ…
走り高跳びは得意だけど

すんごい疲れる…
お腹すいた………)


4限目の
体育の授業が終わり、
空腹が限界に達した私は

ちょうど急いで
教室に戻ったところだった。

席につき、お弁当のフタを
開けようとした

まさにその瞬間―


教室の扉がガラッと開き、
体育の先生がご登場。


「お―い!体育委員!来い!」
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