0<X≦2人の王子様
★菜花、大ピンチ!!!!!!
王子様のファンクラブ!?!?
次の朝、
大あくびをしながら
登校していた菜花は突然、
下駄箱のところで
後ろから体当たりされた。
「いったぁ…ちょっと!」
キレ気味に振り返ると、
そこには……
「あっら!!ごめんなさいね
そんなとこで
ボサ―ッとしてるからよ」
そう言って謝ってきたのは、
ハデな顔立ちに
濃い化粧の、
いかにもケバい女子。
しかも何故か
両脇にお供を従えている。
上から目線の謝罪に
イラッとした私は
「ちょっとアンタ、
本当に謝る気あんの!?」
とつっかかった。
すると彼女は
「謝らなければならないのは
あなたの方ではなくって??
もし今すぐ
謝まってくだされば、
蓮くんファンを代表して
許してさしあげますわ」
と、わけのわからない
ことを言うので
私のイライラは
更につのり、
思わずこう怒鳴った。
「はあ!?謝るのは当然
そっちでしょ!?!?
アンタこそ何様よ!!」
「あら???まさか私のことを
知らないとでも???」
「あったりまえじゃない!!
誰がアンタみたいな奴…」
(大体、今時古いんだよ
その自己チューな
お姫様キャラ!!!!!)
「………これは驚いたわ、
私を知らないなんて……
じゃあ自己紹介するわね。
私は
真行寺蓮ファンクラブ会長、
一ノ瀬真美」
「副会長の水橋友香です」
「会計の早瀬菜々です」
「書記の七瀬鈴です」
「…………はあ……???
ご丁寧にどうも
で、私が何を謝らなきゃ
いけないの????」
大あくびをしながら
登校していた菜花は突然、
下駄箱のところで
後ろから体当たりされた。
「いったぁ…ちょっと!」
キレ気味に振り返ると、
そこには……
「あっら!!ごめんなさいね
そんなとこで
ボサ―ッとしてるからよ」
そう言って謝ってきたのは、
ハデな顔立ちに
濃い化粧の、
いかにもケバい女子。
しかも何故か
両脇にお供を従えている。
上から目線の謝罪に
イラッとした私は
「ちょっとアンタ、
本当に謝る気あんの!?」
とつっかかった。
すると彼女は
「謝らなければならないのは
あなたの方ではなくって??
もし今すぐ
謝まってくだされば、
蓮くんファンを代表して
許してさしあげますわ」
と、わけのわからない
ことを言うので
私のイライラは
更につのり、
思わずこう怒鳴った。
「はあ!?謝るのは当然
そっちでしょ!?!?
アンタこそ何様よ!!」
「あら???まさか私のことを
知らないとでも???」
「あったりまえじゃない!!
誰がアンタみたいな奴…」
(大体、今時古いんだよ
その自己チューな
お姫様キャラ!!!!!)
「………これは驚いたわ、
私を知らないなんて……
じゃあ自己紹介するわね。
私は
真行寺蓮ファンクラブ会長、
一ノ瀬真美」
「副会長の水橋友香です」
「会計の早瀬菜々です」
「書記の七瀬鈴です」
「…………はあ……???
ご丁寧にどうも
で、私が何を謝らなきゃ
いけないの????」