0<X≦2人の王子様
★もう一人の王子様
その日の放課後、
私は完全に疲れ果てていた。
女子たちに
蓮くんとの仲を
一日中問いただされたからだ。
疲れのあまりに
よろよろしながら
1人、帰り道を急いでいると
菜花は突然
背後から声をかけられた。
「佐久間さん、ちょっといいかな?」
振り返るとそこには、、、、、
「えっ、、、あなたは、、、、」
その顔を見て、
思わず絶句する菜花。
「私は2年A組の
鷹宮司(たかみや・つかさ)という者です」
「あっはい、知ってます。。。
生徒会長さんですよね、、?」
「そのとおり、
昨年の9月から
生徒会長を務めさせていただいている
鷹宮です、
知ってもらえてて嬉しいよ」
「あの、生徒会長さんなんかが、、
私になんのご用で」
私は完全に疲れ果てていた。
女子たちに
蓮くんとの仲を
一日中問いただされたからだ。
疲れのあまりに
よろよろしながら
1人、帰り道を急いでいると
菜花は突然
背後から声をかけられた。
「佐久間さん、ちょっといいかな?」
振り返るとそこには、、、、、
「えっ、、、あなたは、、、、」
その顔を見て、
思わず絶句する菜花。
「私は2年A組の
鷹宮司(たかみや・つかさ)という者です」
「あっはい、知ってます。。。
生徒会長さんですよね、、?」
「そのとおり、
昨年の9月から
生徒会長を務めさせていただいている
鷹宮です、
知ってもらえてて嬉しいよ」
「あの、生徒会長さんなんかが、、
私になんのご用で」