0<X≦2人の王子様
「生徒会長は…
家族に自分の学校を
散々馬鹿にされても、
自分の学校を
嫌いにならないんですか…?」
「ああ、もちろんだ。
僕にとって学校は
心のオアシスのような
場所だからな」
「心の、オアシス…???」
「ああ。僕は家にいる間は
いつも家族に
お前は落ちこぼれなんだから
勉強だけしろ、
立場をわきまえろ、
学校の馬鹿なお友達と
仲良くするな、
そんなことばかり
言われる」
「そっ…んな…」
(酷い…あまりにも…)
「だから僕は、
家庭にいても全く
安らぎを得られないんだ…
でもそんな僕も、
ありのままの自分で
いられる場所、
それが学校なんだ…
だから僕は、
生徒会長としての役務に
励んでいる時が
一番幸せなんだ…」
(生徒会長………)
家族に自分の学校を
散々馬鹿にされても、
自分の学校を
嫌いにならないんですか…?」
「ああ、もちろんだ。
僕にとって学校は
心のオアシスのような
場所だからな」
「心の、オアシス…???」
「ああ。僕は家にいる間は
いつも家族に
お前は落ちこぼれなんだから
勉強だけしろ、
立場をわきまえろ、
学校の馬鹿なお友達と
仲良くするな、
そんなことばかり
言われる」
「そっ…んな…」
(酷い…あまりにも…)
「だから僕は、
家庭にいても全く
安らぎを得られないんだ…
でもそんな僕も、
ありのままの自分で
いられる場所、
それが学校なんだ…
だから僕は、
生徒会長としての役務に
励んでいる時が
一番幸せなんだ…」
(生徒会長………)