初めての恋が終わるとき


白いものが上から舞い降りてきた


「……雪?」

ふわり、降ってくる雪を手にのせる。
すると、一瞬で溶けて消えた。




これが私たちの恋と重なって涙が溢れそうになる。


「ねぇ、那尋。今だけ………」



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