ただあなたに逢いたくて



「俺は今野球してる場合じゃないんだよ!」


颯太はムッとした顔をしながら

「このバカ泉!おまえなんか知らねー」

そう吐き捨て帰っていった。


それでもすこしでもいずみと話すことができるなら

すこしでも


笑顔が見れたならなんでもできると思った。

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