寂しいって言われても貴方には関係ないんだよね
久しぶりにあった優子は、
凄くかわいくなっていた。
「さえー!」
まだ、走るくらい距離があるのに、
大声で呼ばれてびっくりした。
久しぶりといって、
私にだきつく優子。
「あいたかった!」
「あたしもだよ」
そんなことはなしながら、
あるいてる。
私が優子に
「最近どう?」
と聞いたら、優子の顔が悲しそうになって
笑顔になった。
「楽しいよ?」
こんな優子の無理矢理な顔はじめてみた。
でも、私はふれられない。
ふみこめない。
「良かった」
ただそういって、
わらった。