俺とアイツといとこ殿!
「流華?そっちは汗臭いからこっちにおいで。」

なんちゅうことを言うんだお前は!俺汗臭いキャラになっちゃうじゃんか。

「そうなのか・・?いつもは臭くないけどな・・けどま・わかった・・毎日鍛錬に精を出しているからたくさん動いたのであろ・・」

眠そうにどっちでもいいと言わんばかりにモゾモゾとアイツの方に潜り込んでいった。

「そうそう。すんごく頑張ってるからね?おやすみ?」「んー・・ぉや・・」

ああ・・1分間のいい匂いだけが頭に残ってそして思ってもないくせに同調してるあの感じ腹が立つ!

臭いってのは脳にクるんだぜ・・?

俺はちょびっと殺意を覚えつつ・・寂しく寝たのだった。

漫画じゃあるまいし三人仲良く抱き合って眠る・・とかは有り得ない。

まあ3人で寝てるのも変だが・・

どっちかの部屋をどっちつかずで流華がうろうろするのももっと変だ・・。

俺ら側室かってーの。

明日になったら・・・「俺の方が体温高いからあったかいぜ。」

とこっそりルカに言ってやろうと思う。絶対明日からはこっちで寝るはずだ・・
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