俺とアイツといとこ殿!
「なんだ?」
「なんで神咲じゃないこいつらがうちの島の術式を平気で使えてるんだ?」
「ふむ純ちゃんの成長には驚かされるな。去年の春ならそんな事気づきもしないであったろうに」
・・・・。ああ・・そうだね。俺はアホアホマンだからね。
「なんでだ?」
「なんでも何も素質あるものを鍛錬したのである。軍強化するためにな。」
「それって違反じゃないの?」
「ここには神咲のしきたりはないし、無闇に残してはならんが、教えてはならんというしきたりもない。素質だけはここは神咲の収める場所ゆえあるものが多いのだ」
「ないないずくしだな。」
「ん?」
「いやなんでもナイです。」
つまりなんだ。その掟の柵を知り尽くしてると逆手にとって好きなように書いていないことは出来るってわけか。
お前には厳守するという感覚はあっても・・そこにモラルも・・善意も悪意もないんだな。
別にいいけど。そうやって息をぬけるなら。
「だが、あ奴らは人間である。故に一部しか使えぬのだ。」
「ああ。テレパスとかは無理ってこと?」
「そうだ。あれは島の人間に元から備わっているもの。教えようがない。」
「血を補充しなくても使えるっていいなあ・・」
「そのことなのだが・・ここに神咲があった形跡はあったと前に言ったろう?」
「ああ。。なんか消えてるとか。」
「純ちゃんが言ったことは頭のすみにはあったのだ。」
「聖剣?」「うむ。」「なんで?」
「私が存在したキオクがここにあった時点でこの世界に神咲はいた・・神咲があるところには聖剣も存在するはずなのだ。そのカケラでもな。」
「うーんあれっていつ作られたの?」
「今より太古の昔である」
「洞穴とかに住んでるような太古かよ!!」まじか。
「うむ。洞穴には住んでいないが・・その辺の太古である」大まかだないつも。
「じゃあ・・聖剣を使ってる悪党っていうか。俺ら意外じゃ使いこなせないんだろ?」
「剣に使われているモノがいるとなれば・・剣は私のもとへやってくるはず。」
「女ばっか居なくなってるってのは・・?」
「それはまだ分からぬ。剣そのものも剣なのか他の道具なのかもわからん故・・これも推測の域を出ぬのでな・・」
流華は爺の持ってきた葡萄酒?ワインかな?を飲んでそう言った。
爺さんは黙って座って聞いていた。
「じい・・念のため城内に藏を作れ。」
「は。どのような紋様を入れましょうか・・?」
「紋様よりな・・厳重に見張りを立てる仕組みと鍵の技術が今一番出来る奴を城に呼んで今一度どこからも攻められぬように全部を新しくするのだ。城で上手く行けば民にもそのように戸締りをするようにせよ。」
かっくいい。デザインより中身重視だぜ。
「は。大仕事になりますな。」
「一年で日本国中に統一するのだ。半年かけて不備がないか城で検査し、半年で国土に浸透させよ。町には予算で捻出するのだ。町人に建築費用は出させなくてよい」
「しかし・・予算はもう・・手一杯でして・・」
「金山の金を異国に売るのだ。ものすごく高くな。」
流華はお金の価値観があんまし以上にないけど・・
大まかな何をしたらマイナスにならず絞り出せるか何処が無駄かは言えるみたいだ。
だからグループの総帥なんだろうけどな?
「その手がありましたな。それで捻出できるかと。」
爺さんも合点が言った顔をした。もう今年の予算は組んじゃったんだろう。
「働き手も増えるし結局国民の安泰の為である。異国の人間も増え犯罪も日増しに多くなるであろう。ここは避けて通れぬ。城が無くなっても・・戸締りや安全に対する価値は無くならぬ。それが民の命を守ることになる。まだくたばるなよ。爺・・」
だからくたばるなっていうなよ・・年寄りに。
「は・・分かりました。流華様は・・・・・・つまり分かっておいでで?」
爺さんは深刻な顔をする。
「うむ。」
「次の年寄り役が決まらぬうちに患ってしまいました・・」
病気なのか・・?おっさん。
「まだ死ぬな。」
「ですが!・・寄る年には・・爺とて敵いませぬ」
爺さんは諦めたように最後は笑った。
「お前のびよきはな・・治る。」
「!!本当でございますか?」
「脱げ。」ええ?まじすか。
パンパンと・・流華は手を叩く。忍者みたいなのが壁の裏から出てきた。
・・・どうなってんだ?この城・・カラクリ屋敷か?
って爺さんも素直にふんどし一丁になってるし。
「呪術医をよびなさい。」「かしこまりました。」
どっかいった・・・。
怖いな・・・シュリケン投げてきそうだ。
「寝転ぶのだ。爺。手術してやろう。私を信頼するならな。」
「私は流華様を信頼しかしておりませぬっ。」
ふんっとドンと来い!とばかりすぐに寝転んだ。・・このへんは武士っぽいなあ・・
「お前は無理をしすぎなのだ。・・多少へまをしたって良い。体を労わるのだ日本の代表なのだ。・・それにの、私がここに来る楽しみが減るではないか。力を取れ。」
「勿体なきお言葉で・・あります。うぐぁぁ・・・」
急に苦しみ始めたと思ったら本当だ。病気のいろをしてる。
一部だけ色が違う。腹だな。
「およびで?」「およびでございますか?」
すぐにぞろぞろと呪術医が着た。ちゃんと扉からな。
「なんで神咲じゃないこいつらがうちの島の術式を平気で使えてるんだ?」
「ふむ純ちゃんの成長には驚かされるな。去年の春ならそんな事気づきもしないであったろうに」
・・・・。ああ・・そうだね。俺はアホアホマンだからね。
「なんでだ?」
「なんでも何も素質あるものを鍛錬したのである。軍強化するためにな。」
「それって違反じゃないの?」
「ここには神咲のしきたりはないし、無闇に残してはならんが、教えてはならんというしきたりもない。素質だけはここは神咲の収める場所ゆえあるものが多いのだ」
「ないないずくしだな。」
「ん?」
「いやなんでもナイです。」
つまりなんだ。その掟の柵を知り尽くしてると逆手にとって好きなように書いていないことは出来るってわけか。
お前には厳守するという感覚はあっても・・そこにモラルも・・善意も悪意もないんだな。
別にいいけど。そうやって息をぬけるなら。
「だが、あ奴らは人間である。故に一部しか使えぬのだ。」
「ああ。テレパスとかは無理ってこと?」
「そうだ。あれは島の人間に元から備わっているもの。教えようがない。」
「血を補充しなくても使えるっていいなあ・・」
「そのことなのだが・・ここに神咲があった形跡はあったと前に言ったろう?」
「ああ。。なんか消えてるとか。」
「純ちゃんが言ったことは頭のすみにはあったのだ。」
「聖剣?」「うむ。」「なんで?」
「私が存在したキオクがここにあった時点でこの世界に神咲はいた・・神咲があるところには聖剣も存在するはずなのだ。そのカケラでもな。」
「うーんあれっていつ作られたの?」
「今より太古の昔である」
「洞穴とかに住んでるような太古かよ!!」まじか。
「うむ。洞穴には住んでいないが・・その辺の太古である」大まかだないつも。
「じゃあ・・聖剣を使ってる悪党っていうか。俺ら意外じゃ使いこなせないんだろ?」
「剣に使われているモノがいるとなれば・・剣は私のもとへやってくるはず。」
「女ばっか居なくなってるってのは・・?」
「それはまだ分からぬ。剣そのものも剣なのか他の道具なのかもわからん故・・これも推測の域を出ぬのでな・・」
流華は爺の持ってきた葡萄酒?ワインかな?を飲んでそう言った。
爺さんは黙って座って聞いていた。
「じい・・念のため城内に藏を作れ。」
「は。どのような紋様を入れましょうか・・?」
「紋様よりな・・厳重に見張りを立てる仕組みと鍵の技術が今一番出来る奴を城に呼んで今一度どこからも攻められぬように全部を新しくするのだ。城で上手く行けば民にもそのように戸締りをするようにせよ。」
かっくいい。デザインより中身重視だぜ。
「は。大仕事になりますな。」
「一年で日本国中に統一するのだ。半年かけて不備がないか城で検査し、半年で国土に浸透させよ。町には予算で捻出するのだ。町人に建築費用は出させなくてよい」
「しかし・・予算はもう・・手一杯でして・・」
「金山の金を異国に売るのだ。ものすごく高くな。」
流華はお金の価値観があんまし以上にないけど・・
大まかな何をしたらマイナスにならず絞り出せるか何処が無駄かは言えるみたいだ。
だからグループの総帥なんだろうけどな?
「その手がありましたな。それで捻出できるかと。」
爺さんも合点が言った顔をした。もう今年の予算は組んじゃったんだろう。
「働き手も増えるし結局国民の安泰の為である。異国の人間も増え犯罪も日増しに多くなるであろう。ここは避けて通れぬ。城が無くなっても・・戸締りや安全に対する価値は無くならぬ。それが民の命を守ることになる。まだくたばるなよ。爺・・」
だからくたばるなっていうなよ・・年寄りに。
「は・・分かりました。流華様は・・・・・・つまり分かっておいでで?」
爺さんは深刻な顔をする。
「うむ。」
「次の年寄り役が決まらぬうちに患ってしまいました・・」
病気なのか・・?おっさん。
「まだ死ぬな。」
「ですが!・・寄る年には・・爺とて敵いませぬ」
爺さんは諦めたように最後は笑った。
「お前のびよきはな・・治る。」
「!!本当でございますか?」
「脱げ。」ええ?まじすか。
パンパンと・・流華は手を叩く。忍者みたいなのが壁の裏から出てきた。
・・・どうなってんだ?この城・・カラクリ屋敷か?
って爺さんも素直にふんどし一丁になってるし。
「呪術医をよびなさい。」「かしこまりました。」
どっかいった・・・。
怖いな・・・シュリケン投げてきそうだ。
「寝転ぶのだ。爺。手術してやろう。私を信頼するならな。」
「私は流華様を信頼しかしておりませぬっ。」
ふんっとドンと来い!とばかりすぐに寝転んだ。・・このへんは武士っぽいなあ・・
「お前は無理をしすぎなのだ。・・多少へまをしたって良い。体を労わるのだ日本の代表なのだ。・・それにの、私がここに来る楽しみが減るではないか。力を取れ。」
「勿体なきお言葉で・・あります。うぐぁぁ・・・」
急に苦しみ始めたと思ったら本当だ。病気のいろをしてる。
一部だけ色が違う。腹だな。
「およびで?」「およびでございますか?」
すぐにぞろぞろと呪術医が着た。ちゃんと扉からな。