俺とアイツといとこ殿!
「だからさ。長男の子供を総帥にするって決まりなら誰も文句言わないわけじゃん。」
「そだな。」
「ルカのとこはたしか3番目の奥さんの4男の次女だろ。」
「ほう」
爺様は3人も奥さんがいたのか。そりゃ孫いっぱいだわな。
「女集は台所で兄弟順に縦列が組まれてて普段飯座る分にも配膳されてる。」
「ふんふん。そんな複雑なの??」
「そーだ。しっとけ。基本的には男尊女卑の兄弟縦列ルールなんだよ」
「その中で純血は男でも女でも特別。だからそのルールは適用外。かと言ってそこの家がでしゃばることは許されない。純血は島のものだからね。・・まあ純血は交代制だから出るのは大体その時の島主が亡くなった後。ルカは亡くなる前に純血と判断された。純血がいるのにお爺様が亡くなったあとですら・・子供過ぎて大人同士でもめたじゃん。」
「俺知らない。葬式にちょっと流華がキレたのくらい。」
「ああそう。」
「なあなあ・・なんで死ぬ前に純血になれたわけ?」
不思議に思うことを聞いてゆく。
「なんで?」
ハァ(*´д`;)…とため息まじりにアイツが答えてくれた。
「まあ異例っちゃそうなんだけどバッサリ言うと結局はキオクの量だよ」
「あ~たまに見るあの変な夢?」
「そ~」
「こんがらがるよな。色々」
「まあね~。流華は見続けてる。僕らはもう殆ど見ないだろ?」
「ああかなり減ったな。」
「んでルカは技術体術もさることながらお勉強はする気がなかったみたいだけどw
人の上に立つのに申し分無かったわけだ。
ただ承認が純血のお爺様が推薦したのは確かにでかいけど・・
年寄り連中や目録って呼ばれてる記憶の記録係までいくとそうはいかない。
正攻法でルカは三の蔵まで開けて純血になったんだ12の時。」
「僕は覚悟をもって頼んだけどお前は・・・なんでだ?」
そんなマジな顔で睨むなよ・・・。醤油顔って怖いんだぜ。
「まー大した理由ってのはねえけど。どうせ掟に縛られるならこいつの為にがんばりたいと思ったんだよっ」
「子供だな・・けど・・それが一番かもね」
アイツはいつもの嫌味な顔じゃなくフっと笑った。
そして床に今日もチョークで陣を書き始めた。
「さて・・昔の事より今日もどうなるのかわからない。血を作っておこう。」
「そだな。お前もこう毎日だときついんじゃねえの?簡単なやつなら俺出来るけど・・・」
「お前に心配されたくないね。僕は僕なりに鍛えてるんだ。お前ほどの体力バカじゃないけどね。すぐに上回るよ。それに・・純度が違うでしょ。」
「って体力で俺に適うわけないだろ!!て俺も今のルカみたいな使い方してたら倒れるけど・・てかあんなにいろいろよく使えるよな。俺もうちょい勉強しようかな・・」
「さあ・・どうやってるのか複雑すぎて僕にも流華の力の使い方はわからない。けど。。。これからは僕ら大人になっていく。もっとルカは苦しくなるだろうね。」
「なんで?」
「まず簡単に思うのは・・僕らが弱かったら馬鹿にされる。」
「あーそれはあるわ。」
「歳相応の女性とかの振る舞いもそれなりに求められてゆくし・・だけどこんなになるまで疲れても一人でやってたのにお前にナカマじゃんって言われたので連れていったけど僕らのことは死なせたくないと思ってくれてるみたいだし。でも僕も色々勉強し直すよ・・左翼として。今日は覚悟をもっと決めた。」
そのあと俺らは今日も純赤石を作って机の上に置き川の字になって寝た。
学校を2日ほど休んだら・・ある朝ルカが15に戻ったので安心した。
小さいルカも可愛かったけどやっぱ同級だからこっちの方がいいや。
しかし俺らの身体・・流華もだけど・・どうなってんだろ・・。
当たり前に過ごしてきたモノが当たり前じゃなくなってきている最近は基本的なことから
知ってゆきたいと思う俺が出て来始めた。
「そだな。」
「ルカのとこはたしか3番目の奥さんの4男の次女だろ。」
「ほう」
爺様は3人も奥さんがいたのか。そりゃ孫いっぱいだわな。
「女集は台所で兄弟順に縦列が組まれてて普段飯座る分にも配膳されてる。」
「ふんふん。そんな複雑なの??」
「そーだ。しっとけ。基本的には男尊女卑の兄弟縦列ルールなんだよ」
「その中で純血は男でも女でも特別。だからそのルールは適用外。かと言ってそこの家がでしゃばることは許されない。純血は島のものだからね。・・まあ純血は交代制だから出るのは大体その時の島主が亡くなった後。ルカは亡くなる前に純血と判断された。純血がいるのにお爺様が亡くなったあとですら・・子供過ぎて大人同士でもめたじゃん。」
「俺知らない。葬式にちょっと流華がキレたのくらい。」
「ああそう。」
「なあなあ・・なんで死ぬ前に純血になれたわけ?」
不思議に思うことを聞いてゆく。
「なんで?」
ハァ(*´д`;)…とため息まじりにアイツが答えてくれた。
「まあ異例っちゃそうなんだけどバッサリ言うと結局はキオクの量だよ」
「あ~たまに見るあの変な夢?」
「そ~」
「こんがらがるよな。色々」
「まあね~。流華は見続けてる。僕らはもう殆ど見ないだろ?」
「ああかなり減ったな。」
「んでルカは技術体術もさることながらお勉強はする気がなかったみたいだけどw
人の上に立つのに申し分無かったわけだ。
ただ承認が純血のお爺様が推薦したのは確かにでかいけど・・
年寄り連中や目録って呼ばれてる記憶の記録係までいくとそうはいかない。
正攻法でルカは三の蔵まで開けて純血になったんだ12の時。」
「僕は覚悟をもって頼んだけどお前は・・・なんでだ?」
そんなマジな顔で睨むなよ・・・。醤油顔って怖いんだぜ。
「まー大した理由ってのはねえけど。どうせ掟に縛られるならこいつの為にがんばりたいと思ったんだよっ」
「子供だな・・けど・・それが一番かもね」
アイツはいつもの嫌味な顔じゃなくフっと笑った。
そして床に今日もチョークで陣を書き始めた。
「さて・・昔の事より今日もどうなるのかわからない。血を作っておこう。」
「そだな。お前もこう毎日だときついんじゃねえの?簡単なやつなら俺出来るけど・・・」
「お前に心配されたくないね。僕は僕なりに鍛えてるんだ。お前ほどの体力バカじゃないけどね。すぐに上回るよ。それに・・純度が違うでしょ。」
「って体力で俺に適うわけないだろ!!て俺も今のルカみたいな使い方してたら倒れるけど・・てかあんなにいろいろよく使えるよな。俺もうちょい勉強しようかな・・」
「さあ・・どうやってるのか複雑すぎて僕にも流華の力の使い方はわからない。けど。。。これからは僕ら大人になっていく。もっとルカは苦しくなるだろうね。」
「なんで?」
「まず簡単に思うのは・・僕らが弱かったら馬鹿にされる。」
「あーそれはあるわ。」
「歳相応の女性とかの振る舞いもそれなりに求められてゆくし・・だけどこんなになるまで疲れても一人でやってたのにお前にナカマじゃんって言われたので連れていったけど僕らのことは死なせたくないと思ってくれてるみたいだし。でも僕も色々勉強し直すよ・・左翼として。今日は覚悟をもっと決めた。」
そのあと俺らは今日も純赤石を作って机の上に置き川の字になって寝た。
学校を2日ほど休んだら・・ある朝ルカが15に戻ったので安心した。
小さいルカも可愛かったけどやっぱ同級だからこっちの方がいいや。
しかし俺らの身体・・流華もだけど・・どうなってんだろ・・。
当たり前に過ごしてきたモノが当たり前じゃなくなってきている最近は基本的なことから
知ってゆきたいと思う俺が出て来始めた。