俺とアイツといとこ殿!
呪符に入ってる言葉少なっ!ぽそって聞こえただけだったぞ。

聞き逃しそうになったぜ。

あれれあれれれれ・・?あれれれ・・・

なんか感覚が変だ・・酔っ払ってる感じが・・天井が回ってみえる?

穴に入る感じじゃない・・

そうだ寝る前みたいなあのふわふわ感。

って思ってたら熱!!灼熱!

なにこれどこ?流華は?

南の島的な砂浜に俺らはいる

にわかには信じがたいが絶対いるしああ流華いた。

離れてるけど波にさらわれるんじゃないかと思うくらい繊細な姿形だ・・・

めちゃ強だけど・・銀の髪がキラキラ太陽に光っている。

・・でも気を失ったままか。

「流華!流華!!」

近寄って声をかけてみる。さっきのやつでちょっともなくなったのか?

「こっちだ。」

後ろから流華がもう一人・・・歩いてくる・・そして腕組みをしてふんぞり返ってる。アレ?

よく見るても髪が一緒だし顔も一緒だけど・・胸がちょっともない・・わちゃー男だ。

後ろから来るのは血塗れの女・・・こっちだ。俺のマイハニーは。・・血塗れの方。

こんな南の島的ハイセンスな格好をしていない。

銀色の髪でなげーし光ってるし状況的に間違えただけだからね!!

「これが・・純血だな。」

まさしくどう見ても瓜二つ。こんなに似てるものなのか。

熱いな・・しかし・・とりあえず木陰へこの子じゃなくこの人を運んで流華と歩いていくと

少年が お ・・俺? 「眠眠様?ぁ」ミンミン?

「ああお主・・小さな女子のようなおのこを見なかったか?ってエエ??わしが・・?」

「はは・・ははははだな!!えーっと・・この人ですか?」もうなんでもいいや。

おんぶしてるミンミン君を見せた。

「おお。ミンミンさ?ま???」流華の方を見た。

「えええ?ミンミン様が二人?どうなってるんだ?ぁ」

わかるけどよ。そうだろうけどよ俺っぽい奴。俺はもう一回慣れたからお前が俺っぽくてもよ。

若干俺に激似くらいで・・流華たちほどまるでそのままって位は似てねえしな。

「五月蝿い。お前。はよ治療せぬか。私は疲れたのだ・・さっさとせぬと3人死ぬぞ・・」

流華お前ってやつは・・・どこだって・・そう・・なんだから・・

やべ・・俺も・・もう限界・・・・

足に力が入らなくなって・・皆で倒れてしまった。
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