俺とアイツといとこ殿!
でも俺は輝くなんて言葉使ったことねえな・・シラフで。いや飲んでるけど。
「僕は・・・っ」
拳を握ったアイツからは・・どことなく必死さを感じる。
「瞬ちゃん」
「・・なに?」
「人が焦るとき・・何が足りぬと思う?」
流華は静かに遮るでもなく とても静かにゆっくりと尋ねた。
いきなり何を言い出すんだと俺はふと思った。
アイツもきょとんとしている。さっきの話に関係あるんだろうか。
「・・・・実力?」
アイツはそう答えた。俺は・・なんか違うと思うけど。
「いや違う。・・自信である。実力はあっても、精神が満ちていなければいつまでたっても何もかもに満足できない。
その実力も埋もれたまま発揮できぬ。・・・そこはかとない純ちゃんに今あって瞬ちゃんに足りないものは知識量でも力の差でもない。
己を信じてやりなさい。お前は私に二度も選ばせたのだから。」
にっこりとアイツと俺の方をみて流華は笑ったんだ。自然に。すごく柔らかい顔をして。
それが優しい表情っていうんだぜ・・・。
そこはかとない自信に溢れてるのか俺σ(`・・´ )そんな俺にいらついてたのか。
ダムが・・俺も決壊しそうになった。
アイツは流華に抱きついてみごとに決壊したダムを堪えようとしてるけど・・
綺麗とまではいかないけれど子供みたいに泣いていた。
不安だった・・アイツには・・本当に知りたかった事なのかもしれない。
だからイライラしているような言動をしてたんだと俺はやっと分かった。
嫉妬の奥にある感情。それがアイツにとって自信がない部分だった。
やっぱり流華がすごいのは能力が秀でてるからとか綺麗だからとかじゃなくって
こうゆうとこなんだと思う。
うまく言えないけど・・・本当に足りない部分を少しだけ嫌な感じじゃなく教えてくれる。
まだ引き返せるうちに注意したり怒ったり色々してオレらにとって決して嫌じゃない結果が出る方に背中を押してくれるんだ。
「聞いていい?」
泣きべそをまだかきながら流華を膝の上に乗っけてアイツは上をむきながら話した。
「うん。なんだ?」
「逢坂では帰りが困難になったから夢に寄ってから帰ったんでしょ?」
「ああそうだぜ。」
だからそのアイメイクが落ちた顔でギロって睨むな・・めちゃくちゃ怖いぜ。
「僕が不思議だったのは・・流華自身に力やらが無くなっているのにどうして
夢の先人の純血が流華やらコイツを治療してくれたり話が出来たりするの?そこの時間軸はどうなるの?」
「瞬ちゃんもちゃんと回るようになってきたな。安心した。それはな。聞くとややこしいが見るともっとややこしいと思う。」
そうだ。俺はややこしかった。間違えたくらいだもん。
「どうして?」
「純ちゃんなんか私とその純血を間違えたのだ。男と女の区別もつかぬくらいな。」
う・・・
言われてしまった。
そしてなぜ睨む。
「いやーーマジ似てた?ってレベルじゃないんだよ。胸がその・・あるかないかくらいで・・ほとんど一緒なんだって色までさ。」
「色まで?」
そう・・俺らはなんだかんだ言ってぱっと見じゃ従兄弟の男女が子供の頃は分からないくらい似ていた。
色がただ違うからそれで覚えて入れる。ルカなんて異色というくらいの極彩色なんだよ。
そんなやつが目の前で転がってたら思い込むだろぉ?
「私たちは純血である。たまたま髪の色まで同じ純血のいる所に出たが同じ器を持つもの。
間違うほど似ていても不思議ではない。私が不思議に思ったきっかけでもあるがな。」
そっか・・俺に似てるヤツまでいたし。
「うん・・それで?」
「結論だけいうとな、夢というのは現実ではない。だが護符にした時点で今わたしが見ている世界とは
切り離された現実の存在になるであろ?」
「そっか。なるほど・・」
ぜんっぜんわかんね?ひと一人いますけど?σ(`・・´ )
「うむ。」
「私は一人であった。殆どな。今まで。故に血を作れるモノが必要であったのだ。
年が経つごとに私には仕事が増える。追跡もに力を使う。血が足りぬ時・・一時的にでも護符の時間が切れるまでは
私は休んだり回復したり出来る場所を作りたいと思った私は自分の中から記憶をコピーして切り取れば良いと結論に至った。」
そうやって逢坂やら高校やらやってたわけか?
「なあ流華もしかして・・」
嫌な予感がする。
護符の時間が切れるまでってところで俺は・・やーな予感しかしない。
「もしかしなくともずっといることは出来ぬ。あの灼熱の島の夢にも。」
やっぱなー・・・
「術式に時間制限があるってこと?」
ふむふむ?って顔で聞いてるけど俺初めて聞いたんですけど?
「ある。破った時点で護符は発動し消えてゆくようになっている。
足跡を残さぬようにな。完全に消えたとき中にいるものははじき出される。
どこにかは知らぬが。ゆえそれまでに島のものを見つけ治癒してもらわねばならん。」
まじかよ!
「どうしてそんなのをつけたの?」
「どうしてか。良い質問だな・・私がその護符を作ったのには2つの理由がある。」
「2個あったのか?」
「ああ。一つは先ほど言った自分の身を守る事。二つ目は罠である。」
「ん??」
「僕わかっちゃった?ルカって凄いねやっぱり♪」
俺らが萌える点は賢い流華と強い流華。違うようだ・・
「罠ってなんだよ・・・」
「私が危機に陥ったとき・・最悪死にいたるような強い相手に出くわした時逃げるのもよいが、
私以外が狙われる可能性を考えれば・・夢に閉じ込めてしまって、その時の純血やら島の人間に相手をさせればもしかしたら
そいつはそこで死ぬし、死ななくても自分が回復したであろう時に弾き出されれば私はもしかしたら止めをさせるかも知れぬし
危機的状況はセーフに変わる。島の人間にも伝達や応援をしてもらうことも可能性としては絶体絶命ではなくなる。」
おお・・そうゆうことか・・。
確かになんだこれ?って破ってしまったら・・罠だな。
「この間のゴリラ男で試してみたが多少なら神経系は操れんこともなかった。
・・なら持たせてそいつ自身に破らせることも可能ということになる。」
あのぴょんぴょん?試してたの?
「僕は・・・っ」
拳を握ったアイツからは・・どことなく必死さを感じる。
「瞬ちゃん」
「・・なに?」
「人が焦るとき・・何が足りぬと思う?」
流華は静かに遮るでもなく とても静かにゆっくりと尋ねた。
いきなり何を言い出すんだと俺はふと思った。
アイツもきょとんとしている。さっきの話に関係あるんだろうか。
「・・・・実力?」
アイツはそう答えた。俺は・・なんか違うと思うけど。
「いや違う。・・自信である。実力はあっても、精神が満ちていなければいつまでたっても何もかもに満足できない。
その実力も埋もれたまま発揮できぬ。・・・そこはかとない純ちゃんに今あって瞬ちゃんに足りないものは知識量でも力の差でもない。
己を信じてやりなさい。お前は私に二度も選ばせたのだから。」
にっこりとアイツと俺の方をみて流華は笑ったんだ。自然に。すごく柔らかい顔をして。
それが優しい表情っていうんだぜ・・・。
そこはかとない自信に溢れてるのか俺σ(`・・´ )そんな俺にいらついてたのか。
ダムが・・俺も決壊しそうになった。
アイツは流華に抱きついてみごとに決壊したダムを堪えようとしてるけど・・
綺麗とまではいかないけれど子供みたいに泣いていた。
不安だった・・アイツには・・本当に知りたかった事なのかもしれない。
だからイライラしているような言動をしてたんだと俺はやっと分かった。
嫉妬の奥にある感情。それがアイツにとって自信がない部分だった。
やっぱり流華がすごいのは能力が秀でてるからとか綺麗だからとかじゃなくって
こうゆうとこなんだと思う。
うまく言えないけど・・・本当に足りない部分を少しだけ嫌な感じじゃなく教えてくれる。
まだ引き返せるうちに注意したり怒ったり色々してオレらにとって決して嫌じゃない結果が出る方に背中を押してくれるんだ。
「聞いていい?」
泣きべそをまだかきながら流華を膝の上に乗っけてアイツは上をむきながら話した。
「うん。なんだ?」
「逢坂では帰りが困難になったから夢に寄ってから帰ったんでしょ?」
「ああそうだぜ。」
だからそのアイメイクが落ちた顔でギロって睨むな・・めちゃくちゃ怖いぜ。
「僕が不思議だったのは・・流華自身に力やらが無くなっているのにどうして
夢の先人の純血が流華やらコイツを治療してくれたり話が出来たりするの?そこの時間軸はどうなるの?」
「瞬ちゃんもちゃんと回るようになってきたな。安心した。それはな。聞くとややこしいが見るともっとややこしいと思う。」
そうだ。俺はややこしかった。間違えたくらいだもん。
「どうして?」
「純ちゃんなんか私とその純血を間違えたのだ。男と女の区別もつかぬくらいな。」
う・・・
言われてしまった。
そしてなぜ睨む。
「いやーーマジ似てた?ってレベルじゃないんだよ。胸がその・・あるかないかくらいで・・ほとんど一緒なんだって色までさ。」
「色まで?」
そう・・俺らはなんだかんだ言ってぱっと見じゃ従兄弟の男女が子供の頃は分からないくらい似ていた。
色がただ違うからそれで覚えて入れる。ルカなんて異色というくらいの極彩色なんだよ。
そんなやつが目の前で転がってたら思い込むだろぉ?
「私たちは純血である。たまたま髪の色まで同じ純血のいる所に出たが同じ器を持つもの。
間違うほど似ていても不思議ではない。私が不思議に思ったきっかけでもあるがな。」
そっか・・俺に似てるヤツまでいたし。
「うん・・それで?」
「結論だけいうとな、夢というのは現実ではない。だが護符にした時点で今わたしが見ている世界とは
切り離された現実の存在になるであろ?」
「そっか。なるほど・・」
ぜんっぜんわかんね?ひと一人いますけど?σ(`・・´ )
「うむ。」
「私は一人であった。殆どな。今まで。故に血を作れるモノが必要であったのだ。
年が経つごとに私には仕事が増える。追跡もに力を使う。血が足りぬ時・・一時的にでも護符の時間が切れるまでは
私は休んだり回復したり出来る場所を作りたいと思った私は自分の中から記憶をコピーして切り取れば良いと結論に至った。」
そうやって逢坂やら高校やらやってたわけか?
「なあ流華もしかして・・」
嫌な予感がする。
護符の時間が切れるまでってところで俺は・・やーな予感しかしない。
「もしかしなくともずっといることは出来ぬ。あの灼熱の島の夢にも。」
やっぱなー・・・
「術式に時間制限があるってこと?」
ふむふむ?って顔で聞いてるけど俺初めて聞いたんですけど?
「ある。破った時点で護符は発動し消えてゆくようになっている。
足跡を残さぬようにな。完全に消えたとき中にいるものははじき出される。
どこにかは知らぬが。ゆえそれまでに島のものを見つけ治癒してもらわねばならん。」
まじかよ!
「どうしてそんなのをつけたの?」
「どうしてか。良い質問だな・・私がその護符を作ったのには2つの理由がある。」
「2個あったのか?」
「ああ。一つは先ほど言った自分の身を守る事。二つ目は罠である。」
「ん??」
「僕わかっちゃった?ルカって凄いねやっぱり♪」
俺らが萌える点は賢い流華と強い流華。違うようだ・・
「罠ってなんだよ・・・」
「私が危機に陥ったとき・・最悪死にいたるような強い相手に出くわした時逃げるのもよいが、
私以外が狙われる可能性を考えれば・・夢に閉じ込めてしまって、その時の純血やら島の人間に相手をさせればもしかしたら
そいつはそこで死ぬし、死ななくても自分が回復したであろう時に弾き出されれば私はもしかしたら止めをさせるかも知れぬし
危機的状況はセーフに変わる。島の人間にも伝達や応援をしてもらうことも可能性としては絶体絶命ではなくなる。」
おお・・そうゆうことか・・。
確かになんだこれ?って破ってしまったら・・罠だな。
「この間のゴリラ男で試してみたが多少なら神経系は操れんこともなかった。
・・なら持たせてそいつ自身に破らせることも可能ということになる。」
あのぴょんぴょん?試してたの?