俺とアイツといとこ殿!
男を静かにのしたあとルカはずんずんと奥に入っていく。
すげくもないか俺でも一発でのせるよね。多分。でももっと派手になっちゃう。
赤い血の色をしたみたいな扉にデカイ十字架を貼り付けた英語のロゴシールがついた変な扉
に行き詰まった。
少し離れたせいか静かになったな。筒状のとこ歩いてきたしな・・。
とふと思ったら3秒後俺は目玉が飛び出るんじゃないかと思うものをみた。
ルカが何かブツブツと言ってる。
テレパスしても跳ね返される。
≪なにしてるんだ?ルカ≫
≪・・・まだちょっとまださっきの耳鳴りで聞こえないけど・・僕の予測だと・≫
≪だな。え?予測?≫
アイツは3歩後ろに下がって壁に体を張り付かせるような格好をした。
≪お前なにして・・・≫
まだ表情が笑い顔までいかないところで俺は凍りついた。
だって扉が吹っ飛んだんだもの。
詠唱だったんだ・・・。
言ってくれよ俺・・木の破片デコに飛んできて刺さったよ・・。
ボロカスに人が通れるくらい開いた穴からルカはよっこらしょとばかりに
入っていく。俺らも気を取り直して着いていく。よーし俺驚かないぞ!
中には真っ青になった上が半裸のお姉ちゃんと下が半裸のおっさんがいた。
「やあ。」
と知り合いにでも合うかのように無表情でおっさんに話しかける。
『ななななな・・』おっさんはめちゃくちゃ驚いている。仰天です。って顔だ。
わかる俺も驚いた。・・なんだお前ら・・みたいな事言いたいハズ。
『なんでここが・・ノロは何をして・・』
ん??まるで来てもおかしくないような・・ノロ?
「兵藤・・堕ちるならこちらに落ちたまえ。君の好きな金の匂いなら分けてやらんこともない。」
このおっさんがひょうどう・・?というのか。知り合いか?
『ワシは・・お前みたいなガキが大嫌いなんやイネ。』
もう気と服を取り直したのかソファーに座って
煙草をすい始めるおっさん。
半裸のお姉ちゃんはもうちょっと見たかったけどそそくさともう一個奥の部屋に逃げていった。
「何故ノロを使う。ノロにとっていい話も少ないだろうに。」
≪おい。ノロってなんだ。≫
≪少し聞いたことがあるけど沖縄の不思議な力があるイタコみたいな存在だったような。
まあよくわからない。ルカに後で直で聞こうよ。
まあそれより戦闘になってもおかしくない雰囲気だね。お前も準備しとけば?≫
はいはいっと。俺は何を準備するって心の準備だけしといた。
戦闘系の術式なら俺は印だけですぐに出せる。ガードはアイツがするだろうし・・
『お前なんぞにゆうても分かるかバケモノ。』
「おいおっさん!!」
俺は突っ込んでいきそうになるのをルカに腕で静止された。
「お前の娘が亡くなったな。その関係でノロが居るのか。」
ルカはそう静かに言った。
へ?このおっさんの娘?
その言葉を聞いてからおっさんは明らかに動揺し始めた。
『そのなんでもお見通しって面がジジイにそっくりやな。』
「会ったこともないくせに・・抜かしおる。が・・私たちは唯一である故似ていてもおかしくはない。」
そうなんだ。おかしいけどおかしくないんだ。
何故か純血と呼ばれる存在は、一族の俺らの中でもは劣性遺伝や濃い血統の中で人を選ぶように殆ど似たような人間が多い。
『カヨがなんやってゆうんや。ノロはお前が殺したとゆうたんじゃ。』
「私が殺した?」
ルカは覚えのない顔をする。
『そうや!しらばっくれても無駄や。』
おっさんはふんぞり返ってドヤ顔でウイスキーかなんかよく分らないボトルをグラスに注ぎ飲んだ。
「私が殺すはずがない。」ルカは真っ直ぐに言い放つ。
『島主殿?統括殿どっちゃでもええわ。ま。嘘が下手っくっそやな~。演技してもわかるでこの道何年してると思っとんねん。』
「何年してても知るか。それにお前に嘘をついてなんの得がある。それに・・・」
そりゃそうだ。知るわけねえ。
このおっさんが何年なにをしてようが。
こんなおっさんにいきなり嘘ついてどうするってんだ。
「私は女は殺さない。」
ええ~ そこ??
『じゃあノロは・・』
おっさんは信じ始めたようだった。
ルカが女に甘いのは結構この道では有名なんだよな。
そういう噂が尻尾ついて会社に何故か女ばっか面接に来た年があるくらいって聞いたことがある。
受かりやすいという都市伝説に発展したそうだなあ・・。
女にデレデレしてるわけじゃあ全然ないんだけど。
「面倒だ。結論から言うとお前の娘を殺したのは・・お前だ。」
『はぁ??なにゆうとんねん。するわけないやろ。』
おっさんはキレ始めた。多分調べまくってるこっちのこと。
島主と統括が同じって知ってるやつ結構すくねえ。
「ではもう少し砕いて言おうか。お前の為に娘は死んだ。と言えばもう少しわかるか?」
『ど、、どうゆうこっちゃねん。』
大阪弁がキツくて俺は少しわかりずらいけど状況的にわかる。
「お前の娘は去年の暮れに亡くなったな。」
すげくもないか俺でも一発でのせるよね。多分。でももっと派手になっちゃう。
赤い血の色をしたみたいな扉にデカイ十字架を貼り付けた英語のロゴシールがついた変な扉
に行き詰まった。
少し離れたせいか静かになったな。筒状のとこ歩いてきたしな・・。
とふと思ったら3秒後俺は目玉が飛び出るんじゃないかと思うものをみた。
ルカが何かブツブツと言ってる。
テレパスしても跳ね返される。
≪なにしてるんだ?ルカ≫
≪・・・まだちょっとまださっきの耳鳴りで聞こえないけど・・僕の予測だと・≫
≪だな。え?予測?≫
アイツは3歩後ろに下がって壁に体を張り付かせるような格好をした。
≪お前なにして・・・≫
まだ表情が笑い顔までいかないところで俺は凍りついた。
だって扉が吹っ飛んだんだもの。
詠唱だったんだ・・・。
言ってくれよ俺・・木の破片デコに飛んできて刺さったよ・・。
ボロカスに人が通れるくらい開いた穴からルカはよっこらしょとばかりに
入っていく。俺らも気を取り直して着いていく。よーし俺驚かないぞ!
中には真っ青になった上が半裸のお姉ちゃんと下が半裸のおっさんがいた。
「やあ。」
と知り合いにでも合うかのように無表情でおっさんに話しかける。
『ななななな・・』おっさんはめちゃくちゃ驚いている。仰天です。って顔だ。
わかる俺も驚いた。・・なんだお前ら・・みたいな事言いたいハズ。
『なんでここが・・ノロは何をして・・』
ん??まるで来てもおかしくないような・・ノロ?
「兵藤・・堕ちるならこちらに落ちたまえ。君の好きな金の匂いなら分けてやらんこともない。」
このおっさんがひょうどう・・?というのか。知り合いか?
『ワシは・・お前みたいなガキが大嫌いなんやイネ。』
もう気と服を取り直したのかソファーに座って
煙草をすい始めるおっさん。
半裸のお姉ちゃんはもうちょっと見たかったけどそそくさともう一個奥の部屋に逃げていった。
「何故ノロを使う。ノロにとっていい話も少ないだろうに。」
≪おい。ノロってなんだ。≫
≪少し聞いたことがあるけど沖縄の不思議な力があるイタコみたいな存在だったような。
まあよくわからない。ルカに後で直で聞こうよ。
まあそれより戦闘になってもおかしくない雰囲気だね。お前も準備しとけば?≫
はいはいっと。俺は何を準備するって心の準備だけしといた。
戦闘系の術式なら俺は印だけですぐに出せる。ガードはアイツがするだろうし・・
『お前なんぞにゆうても分かるかバケモノ。』
「おいおっさん!!」
俺は突っ込んでいきそうになるのをルカに腕で静止された。
「お前の娘が亡くなったな。その関係でノロが居るのか。」
ルカはそう静かに言った。
へ?このおっさんの娘?
その言葉を聞いてからおっさんは明らかに動揺し始めた。
『そのなんでもお見通しって面がジジイにそっくりやな。』
「会ったこともないくせに・・抜かしおる。が・・私たちは唯一である故似ていてもおかしくはない。」
そうなんだ。おかしいけどおかしくないんだ。
何故か純血と呼ばれる存在は、一族の俺らの中でもは劣性遺伝や濃い血統の中で人を選ぶように殆ど似たような人間が多い。
『カヨがなんやってゆうんや。ノロはお前が殺したとゆうたんじゃ。』
「私が殺した?」
ルカは覚えのない顔をする。
『そうや!しらばっくれても無駄や。』
おっさんはふんぞり返ってドヤ顔でウイスキーかなんかよく分らないボトルをグラスに注ぎ飲んだ。
「私が殺すはずがない。」ルカは真っ直ぐに言い放つ。
『島主殿?統括殿どっちゃでもええわ。ま。嘘が下手っくっそやな~。演技してもわかるでこの道何年してると思っとんねん。』
「何年してても知るか。それにお前に嘘をついてなんの得がある。それに・・・」
そりゃそうだ。知るわけねえ。
このおっさんが何年なにをしてようが。
こんなおっさんにいきなり嘘ついてどうするってんだ。
「私は女は殺さない。」
ええ~ そこ??
『じゃあノロは・・』
おっさんは信じ始めたようだった。
ルカが女に甘いのは結構この道では有名なんだよな。
そういう噂が尻尾ついて会社に何故か女ばっか面接に来た年があるくらいって聞いたことがある。
受かりやすいという都市伝説に発展したそうだなあ・・。
女にデレデレしてるわけじゃあ全然ないんだけど。
「面倒だ。結論から言うとお前の娘を殺したのは・・お前だ。」
『はぁ??なにゆうとんねん。するわけないやろ。』
おっさんはキレ始めた。多分調べまくってるこっちのこと。
島主と統括が同じって知ってるやつ結構すくねえ。
「ではもう少し砕いて言おうか。お前の為に娘は死んだ。と言えばもう少しわかるか?」
『ど、、どうゆうこっちゃねん。』
大阪弁がキツくて俺は少しわかりずらいけど状況的にわかる。
「お前の娘は去年の暮れに亡くなったな。」