俺とアイツといとこ殿!
ゆっくり護符を移動させる アイツも髪をいじったりしながら・・
「なんか不自然な動きしてるね後ろの二人。」
「そうであるな。葵がベッドであのような事をしたり二人が知らなかったことを一気に言ったからであろ?
ほとんどお前が言ったことは二人には話していなかった。」
「なるほどねショックだったのかな?純血様がオークションに出てたり闇やら光やら言われて。」
「子供ゆえそうかもしれぬな。だがそんなことは考えてもしょうがない。」
「うっふふ」
バカにして笑いながら俺らを探るような目を止めて流華の手を取り歩き始めた。
流華が誤魔化してくれたのか・・さっすが詐欺師。
わかってたはず・・なのにな。
昔から純血には「唯一」ってのがいて
そいつは島の人間じゃなくてもなんでもいいんだ。
役所ではないから何の責務もない。
別れたいと行って出ていってもそれはそれ。
俺らは捉えたり閉じ込めたりしない。
行事は出なくても出てもいいし
島の中にいて唯一干渉されない存在だ。
命令に背く権利まである。誓約書もない。
そんなこと 昔っから知っているのになんでこんなに前を歩く二人を見ると苦しくて
しょうがないんだろう・・。アイツはとぼとぼと歩いてるだけだし。
アイツの方が先に好きだと言っていた。
俺は後先どっちでもそんなの気にしないし譲れないものって
あるから。
葵ってやつにとってもそうなんだろう。
だけど流華の心は今誰も掴めてないようだ。
それが救いでもあるし俺らがランクインしてないってことでもある。
流華はキスなんて気にしないんだろうし
あのキスは多分流華がやったように呪印を入れたわけじゃない。
なにかの情報を入れたんだと思う。
知らないって言ってたのからいきなり思い出したんだから。
キオクの一部かもしれない。
そうゆうことを出来るやつを隣においといた方が流華の生存確立は上がる。
アイツもそう思ってあそこから動かなかったんだと思う。
けど流華は呼んでくれた。
いらなかったらなにも言わなかったと思う。
アイツと流華は違う。
似て非なるものほどではないけど・・
考え方とか性格が違うんだろう。
宗教も関係あるとは思うし純血だけって立場だけなら流華もどこでもいくんだろうなって思う。
城では元気になった爺さんが迎えてくれた。
「流華様おかえりなさいませ」
「ああ。」
そんな会話をしてても葵は流華から常に1Mも離れない。
羽である俺らはこうでなきゃいけなかったんじゃないだろうか。
すぐ守れるってこうゆうことなんじゃないのか?そんなことアイツもわかってるみたいだ。
葵はたまに目玉だけ動く・・危険からも守ろうとしてるようだ。
俺らはあの簾の部屋でまた酒を飲んでいた。葵もザルだな。
流華を膝にだっこして・・・たまに飲ませてやったりもしてる。
そういや流華って飲む行動も・・もしかしたら無駄だと思ってるかも。
・・そんなこと考えたことなかったな。
今の俺は完敗ムードでいっぱいだけど哀愁漂ってる隣のウジ虫とはちょっと違う。
「じゃあ僕ちょっと厠にいってくるね。」
「かわや・・?」
「トイレのことだ。此処ではかわやと言う。」
「ははそんなことまで教えなきゃならないの??めんどいね。爺さんちゃんと見張っててよ?」
「・・・・・・。」
爺さんは流華の命令しかきかないんだろう。笑顔だけで何も返事しなかった。
「なんか不自然な動きしてるね後ろの二人。」
「そうであるな。葵がベッドであのような事をしたり二人が知らなかったことを一気に言ったからであろ?
ほとんどお前が言ったことは二人には話していなかった。」
「なるほどねショックだったのかな?純血様がオークションに出てたり闇やら光やら言われて。」
「子供ゆえそうかもしれぬな。だがそんなことは考えてもしょうがない。」
「うっふふ」
バカにして笑いながら俺らを探るような目を止めて流華の手を取り歩き始めた。
流華が誤魔化してくれたのか・・さっすが詐欺師。
わかってたはず・・なのにな。
昔から純血には「唯一」ってのがいて
そいつは島の人間じゃなくてもなんでもいいんだ。
役所ではないから何の責務もない。
別れたいと行って出ていってもそれはそれ。
俺らは捉えたり閉じ込めたりしない。
行事は出なくても出てもいいし
島の中にいて唯一干渉されない存在だ。
命令に背く権利まである。誓約書もない。
そんなこと 昔っから知っているのになんでこんなに前を歩く二人を見ると苦しくて
しょうがないんだろう・・。アイツはとぼとぼと歩いてるだけだし。
アイツの方が先に好きだと言っていた。
俺は後先どっちでもそんなの気にしないし譲れないものって
あるから。
葵ってやつにとってもそうなんだろう。
だけど流華の心は今誰も掴めてないようだ。
それが救いでもあるし俺らがランクインしてないってことでもある。
流華はキスなんて気にしないんだろうし
あのキスは多分流華がやったように呪印を入れたわけじゃない。
なにかの情報を入れたんだと思う。
知らないって言ってたのからいきなり思い出したんだから。
キオクの一部かもしれない。
そうゆうことを出来るやつを隣においといた方が流華の生存確立は上がる。
アイツもそう思ってあそこから動かなかったんだと思う。
けど流華は呼んでくれた。
いらなかったらなにも言わなかったと思う。
アイツと流華は違う。
似て非なるものほどではないけど・・
考え方とか性格が違うんだろう。
宗教も関係あるとは思うし純血だけって立場だけなら流華もどこでもいくんだろうなって思う。
城では元気になった爺さんが迎えてくれた。
「流華様おかえりなさいませ」
「ああ。」
そんな会話をしてても葵は流華から常に1Mも離れない。
羽である俺らはこうでなきゃいけなかったんじゃないだろうか。
すぐ守れるってこうゆうことなんじゃないのか?そんなことアイツもわかってるみたいだ。
葵はたまに目玉だけ動く・・危険からも守ろうとしてるようだ。
俺らはあの簾の部屋でまた酒を飲んでいた。葵もザルだな。
流華を膝にだっこして・・・たまに飲ませてやったりもしてる。
そういや流華って飲む行動も・・もしかしたら無駄だと思ってるかも。
・・そんなこと考えたことなかったな。
今の俺は完敗ムードでいっぱいだけど哀愁漂ってる隣のウジ虫とはちょっと違う。
「じゃあ僕ちょっと厠にいってくるね。」
「かわや・・?」
「トイレのことだ。此処ではかわやと言う。」
「ははそんなことまで教えなきゃならないの??めんどいね。爺さんちゃんと見張っててよ?」
「・・・・・・。」
爺さんは流華の命令しかきかないんだろう。笑顔だけで何も返事しなかった。