俺とアイツといとこ殿!
俺らもおっさんもビックリする。おっさんの眼はどこか定まらない所を見ている。
「最初この扉を開ける前に分かった。私たちの力とは違う異質な結界を。」
「やっぱりね。」
アイツが納得したようにそう言った。
『結界・・・?』
おっさんはきょとんとした眼でこちらを見るが俺はブンブンと頭を横にする。
わかんねーってば!!結界の仕組みなんて説明できません俺。
「私たちは従兄弟だ。」
『しっとるわ。』
「同じ血が流れている者には同じ力の色があり匂いがある。お前たちで言うとその家だけが持つ独特の生活臭みたいなものだ。」
おいおいくだいて言いすぎだろ。生活臭って。おっさん馬鹿にしすぎだろルカ。
『ほう。。。なるほどな。』
おいおい・・
「私のようなものこいつらでもそうだある一定のノロ以外の異質な能力がある人間がドアノブに触れると攻撃するような結界の種類だ。」
そんなことまで・・・だから遮った男は直接のしたのにドアには触らず詠唱してといたあと入ったわけか。
アイツは・・・チョコっと予想してた??
俺出遅れてる??
「守ってやると言われなかったか?」
『ゆ・・ゆわれた安心したらええって・・』
「悪徳だな」
「私が推測するに、ノロは私たちが私が駆けつけたり娘と交流していたことまでは知っていた上・・見た一部しか話さなかった
お前はその一部を聞いて思い込んだ。お前が思い込むのを予測してな。
では一部しか話さなかった事がバレてしまう。
何に対する結界だ?自分以外を攻撃するなんて?
そんなの事が露見したくない奴が使う手段であろう。だが・・予測できるなら立派なノロだよ。まお前は折角の金づるだからな。コロされたりして居なくなったら元も子もないわけだ。」
『騙された・・』
「ああ。限りなく黒に近いグレーだ。だが視た一部を報酬分しか話さなかったといえば預言者みたいな存在のノロはそれで成立する
・・それと・・お前が言う私が殺したという話は別だろう。
結論だけ言うと事件自体にはノロは関係していない。
お前とその会社の問題なのだ。不正のある父の話を含めてのなんて広まるかもしれないような事を学校の友にも言えない。
私のようなすでに知っていてという人間にしか結局打ち明けれなかった子供を追い詰めたのは・・そのあと情けなくも足元も見ず人の言葉に惑わされたお前。」
そんなビシって人に指をささなくっても・・。
『だからお前は殺してないって・・ゆうたんやな・・・』
「ああ。死ぬな。行くな。と言ったが行け・死ねとは言ってない。飛び降りろとも言ってない。ついた頃には死んでいたし出来るだけ急いだ。やったかやっていないかという話をすれば・・私は殺してはいない。・・・まあそれに私が女を殺すわけがない。」
結局そこかよ・・・。
『カヨォォォ・・・・カヨ・・・こんなろくでなしのオヤジの為に・・・なんで・・なんで・・』
「私が言うのはおこがましいが・・愛して・・いたそうだ。離婚しても母親のことは愛してるし父も愛していると生前言っていた。私は愛されて大事にされて生きてきたから恩をいつか返したいと。」
『バカな・・・そんなアホな話が・・』
狂喜乱舞しそうなおっさんは恵まれない子供より可哀想にみえた。
ルカはグラスの酒を飲みきって言った。
「あるから私が此処にいてお前なんぞと話すために出向いてるんだろうが。お前のためじゃないあの娘のためだ。」
お前なんぞって・・・。ははは・・イラついてるな・・。
男嫌いってのはちょっと知ってるけど・・特におっさんが嫌いなんだろうな・・。
『そうや・・・お前はなんでここに・・来たんや・・わざわざ秘密にしてた話を聞かせにきたんやないんやろう・・ずっと黙っとくつもりやったんやろ・・・』
「娘が夢にまで出て困るのだ。」
『・・カヨが・・・』
「お父さんを助けて。変な方向に行っているの。私を悲しむあまりに仕事もしてない。お願いと・・」
『ノロ・・のことか・・・?』
「ああ。法外な額を支払っているとかこのクラブでまた良くないことをしているとかね。。どんなに隣でダメだって言っても伝わらないとな。」
ゆ・・・幽霊・・か??
『カヨは側に・・いたんか・・・』
「ああ・・!!浅ましくそのホテルの男を恨んだりせずお前の心配しか・・していない。」
『だから・・来てくれたゆうんか・・・鬼姫と呼ばれる・・あんたが・・娘・・一人の為に』
鬼姫って呼ばれてんの?流華さん・・。
俺初めて聞いたけど・・ヤンキーのあだ名みたいで可愛くも取れるな。
「おまえは腐れ外道でも最低の下種でも・・お前の娘は崇高な魂をもった女だったから。・・なんだ来ては悪かったか」
『いくらや・・いくら欲しいんや。』
男は純粋な魂とは程遠いことを言った。
「馬鹿か!!!お前は。友人にも近しいと思っていた女が頼むのだ。しょうがないから来た。それだけだ。私を誰だと思っている金などいくらでも持っている」
『・・・すまへん・・こんなことしか考えられんくて・・・ワシは・・ほんまにすまへん。』
「お前がバカで愚図でゲスなことは知っている。」
どこまで罵れば気が済むんだ・・・流華・・いや・・鬼姫さん・・
でもまあハッキリと言うよな~・・・清々しい位に。
「ただ・・・頼みにも来たのだ・・。」
『ほら・・あるん・・やんかやっぱり裏が・・神咲の鬼姫やもんな・・』
罵りまくっていたおっさんの肩に少し手をかけて柔らかい表情でルカは言う。
俺はその声のトーンが凄く好きなんだ。
「もうノロに頼るな。娘をきちんと参ってやってくれ。汚いことをするなとは言わんが、こんな部屋で閉じこもって女を囲ってるのはカヨにとってのバリバリに働くで~と以前言ってたあんたなのか?」
『!!・・・・・カヨ・・』
以外に・・・人間味のある事も言うんだなあ・・。
「ノロ・・・お前はまだそこで視ているな。もうこの男には関わるな。次は手加減してやれそうにない。」
奥の部屋のガラスがパリンと割れる音がした。
「瞬ちゃんもういいよ。」
アイツは・・・汗だくになっていた。いつのまに・・・?
≪なにしてたんだよ≫
≪ちょっと頼まれてね綱引きだ。でもかなり凄いよ向こうも。≫
≪そうなのか・・力自慢か・・?≫
≪うちのいとこ殿の方が一枚も二枚も上手だけどね。≫
≪それはなんとなく知ってる。鬼姫だぜ?≫俺はちょっとそのフレーズが気に入ってしまった・・。
≪ルカには言うなよ・・そうゆうの。≫
まあ・・言わないけど・・さ。ちょっと調子乗っただけ~。
「お前に最後の娘を見せてやろう・・」
『何回も何万回も見たわ・・ええわそんなん。』
大阪人は大げさだな・・。
「その最後ではない。愚か者。」
愚か者って月に何度も聞くセリフなんだな~
指先でまた窓のようなものを書くああ例のやつ?か。
壁には夢?に出てきて寝そべってるルカに何度もお願いしてる綺麗な子が笑ったり泣いたりしている。
ルカと話しているのか。夢の中で・・。
ルカ夢でも寝そべってるんだな・・。
家でも大体飯作ったり食う時以外寝そべってるもんな・・。
ぱっと見ダメンジョさんだよね。
「お前のことを頼んでいるのだ。音声は出すことができないが。」
『ああ。。わかるで・・カヨは頼むときあんな仕草をようするねん。。これでも親やからな・・』
お参りするかのように手を合わせたり?色々親しかわからない部分?があるってことか・・。
俺が見てもなんか言ってるってのはわかるけどルカは乗り気ではないようにしか見えない。
「亡くなってもお前を思うその気持ち見たか?」
『ああ・・見た・・・・・笑ってる。そや・・あの子は笑った顔がいっとう可愛いんや。』
「そこは同感だ。あとはデカイ桜がどうのと言っていた。」
『・・・・桜・・?』
「最初この扉を開ける前に分かった。私たちの力とは違う異質な結界を。」
「やっぱりね。」
アイツが納得したようにそう言った。
『結界・・・?』
おっさんはきょとんとした眼でこちらを見るが俺はブンブンと頭を横にする。
わかんねーってば!!結界の仕組みなんて説明できません俺。
「私たちは従兄弟だ。」
『しっとるわ。』
「同じ血が流れている者には同じ力の色があり匂いがある。お前たちで言うとその家だけが持つ独特の生活臭みたいなものだ。」
おいおいくだいて言いすぎだろ。生活臭って。おっさん馬鹿にしすぎだろルカ。
『ほう。。。なるほどな。』
おいおい・・
「私のようなものこいつらでもそうだある一定のノロ以外の異質な能力がある人間がドアノブに触れると攻撃するような結界の種類だ。」
そんなことまで・・・だから遮った男は直接のしたのにドアには触らず詠唱してといたあと入ったわけか。
アイツは・・・チョコっと予想してた??
俺出遅れてる??
「守ってやると言われなかったか?」
『ゆ・・ゆわれた安心したらええって・・』
「悪徳だな」
「私が推測するに、ノロは私たちが私が駆けつけたり娘と交流していたことまでは知っていた上・・見た一部しか話さなかった
お前はその一部を聞いて思い込んだ。お前が思い込むのを予測してな。
では一部しか話さなかった事がバレてしまう。
何に対する結界だ?自分以外を攻撃するなんて?
そんなの事が露見したくない奴が使う手段であろう。だが・・予測できるなら立派なノロだよ。まお前は折角の金づるだからな。コロされたりして居なくなったら元も子もないわけだ。」
『騙された・・』
「ああ。限りなく黒に近いグレーだ。だが視た一部を報酬分しか話さなかったといえば預言者みたいな存在のノロはそれで成立する
・・それと・・お前が言う私が殺したという話は別だろう。
結論だけ言うと事件自体にはノロは関係していない。
お前とその会社の問題なのだ。不正のある父の話を含めてのなんて広まるかもしれないような事を学校の友にも言えない。
私のようなすでに知っていてという人間にしか結局打ち明けれなかった子供を追い詰めたのは・・そのあと情けなくも足元も見ず人の言葉に惑わされたお前。」
そんなビシって人に指をささなくっても・・。
『だからお前は殺してないって・・ゆうたんやな・・・』
「ああ。死ぬな。行くな。と言ったが行け・死ねとは言ってない。飛び降りろとも言ってない。ついた頃には死んでいたし出来るだけ急いだ。やったかやっていないかという話をすれば・・私は殺してはいない。・・・まあそれに私が女を殺すわけがない。」
結局そこかよ・・・。
『カヨォォォ・・・・カヨ・・・こんなろくでなしのオヤジの為に・・・なんで・・なんで・・』
「私が言うのはおこがましいが・・愛して・・いたそうだ。離婚しても母親のことは愛してるし父も愛していると生前言っていた。私は愛されて大事にされて生きてきたから恩をいつか返したいと。」
『バカな・・・そんなアホな話が・・』
狂喜乱舞しそうなおっさんは恵まれない子供より可哀想にみえた。
ルカはグラスの酒を飲みきって言った。
「あるから私が此処にいてお前なんぞと話すために出向いてるんだろうが。お前のためじゃないあの娘のためだ。」
お前なんぞって・・・。ははは・・イラついてるな・・。
男嫌いってのはちょっと知ってるけど・・特におっさんが嫌いなんだろうな・・。
『そうや・・・お前はなんでここに・・来たんや・・わざわざ秘密にしてた話を聞かせにきたんやないんやろう・・ずっと黙っとくつもりやったんやろ・・・』
「娘が夢にまで出て困るのだ。」
『・・カヨが・・・』
「お父さんを助けて。変な方向に行っているの。私を悲しむあまりに仕事もしてない。お願いと・・」
『ノロ・・のことか・・・?』
「ああ。法外な額を支払っているとかこのクラブでまた良くないことをしているとかね。。どんなに隣でダメだって言っても伝わらないとな。」
ゆ・・・幽霊・・か??
『カヨは側に・・いたんか・・・』
「ああ・・!!浅ましくそのホテルの男を恨んだりせずお前の心配しか・・していない。」
『だから・・来てくれたゆうんか・・・鬼姫と呼ばれる・・あんたが・・娘・・一人の為に』
鬼姫って呼ばれてんの?流華さん・・。
俺初めて聞いたけど・・ヤンキーのあだ名みたいで可愛くも取れるな。
「おまえは腐れ外道でも最低の下種でも・・お前の娘は崇高な魂をもった女だったから。・・なんだ来ては悪かったか」
『いくらや・・いくら欲しいんや。』
男は純粋な魂とは程遠いことを言った。
「馬鹿か!!!お前は。友人にも近しいと思っていた女が頼むのだ。しょうがないから来た。それだけだ。私を誰だと思っている金などいくらでも持っている」
『・・・すまへん・・こんなことしか考えられんくて・・・ワシは・・ほんまにすまへん。』
「お前がバカで愚図でゲスなことは知っている。」
どこまで罵れば気が済むんだ・・・流華・・いや・・鬼姫さん・・
でもまあハッキリと言うよな~・・・清々しい位に。
「ただ・・・頼みにも来たのだ・・。」
『ほら・・あるん・・やんかやっぱり裏が・・神咲の鬼姫やもんな・・』
罵りまくっていたおっさんの肩に少し手をかけて柔らかい表情でルカは言う。
俺はその声のトーンが凄く好きなんだ。
「もうノロに頼るな。娘をきちんと参ってやってくれ。汚いことをするなとは言わんが、こんな部屋で閉じこもって女を囲ってるのはカヨにとってのバリバリに働くで~と以前言ってたあんたなのか?」
『!!・・・・・カヨ・・』
以外に・・・人間味のある事も言うんだなあ・・。
「ノロ・・・お前はまだそこで視ているな。もうこの男には関わるな。次は手加減してやれそうにない。」
奥の部屋のガラスがパリンと割れる音がした。
「瞬ちゃんもういいよ。」
アイツは・・・汗だくになっていた。いつのまに・・・?
≪なにしてたんだよ≫
≪ちょっと頼まれてね綱引きだ。でもかなり凄いよ向こうも。≫
≪そうなのか・・力自慢か・・?≫
≪うちのいとこ殿の方が一枚も二枚も上手だけどね。≫
≪それはなんとなく知ってる。鬼姫だぜ?≫俺はちょっとそのフレーズが気に入ってしまった・・。
≪ルカには言うなよ・・そうゆうの。≫
まあ・・言わないけど・・さ。ちょっと調子乗っただけ~。
「お前に最後の娘を見せてやろう・・」
『何回も何万回も見たわ・・ええわそんなん。』
大阪人は大げさだな・・。
「その最後ではない。愚か者。」
愚か者って月に何度も聞くセリフなんだな~
指先でまた窓のようなものを書くああ例のやつ?か。
壁には夢?に出てきて寝そべってるルカに何度もお願いしてる綺麗な子が笑ったり泣いたりしている。
ルカと話しているのか。夢の中で・・。
ルカ夢でも寝そべってるんだな・・。
家でも大体飯作ったり食う時以外寝そべってるもんな・・。
ぱっと見ダメンジョさんだよね。
「お前のことを頼んでいるのだ。音声は出すことができないが。」
『ああ。。わかるで・・カヨは頼むときあんな仕草をようするねん。。これでも親やからな・・』
お参りするかのように手を合わせたり?色々親しかわからない部分?があるってことか・・。
俺が見てもなんか言ってるってのはわかるけどルカは乗り気ではないようにしか見えない。
「亡くなってもお前を思うその気持ち見たか?」
『ああ・・見た・・・・・笑ってる。そや・・あの子は笑った顔がいっとう可愛いんや。』
「そこは同感だ。あとはデカイ桜がどうのと言っていた。」
『・・・・桜・・?』