俺とアイツといとこ殿!
「迷わぬ。平等に私の部下にはそれを与える。心が折れそうになっても私が居る限りそれでよい。」
「僕は・・特別補佐って何すればいい?」
「たまに大木に会ってやればいい。そこで学ぶものもあるだろう瞬ちゃんは。外交にも向いているし」
「自分が死んでも僕には会社。コイツにはタマちゃんがいるとかは思ってないよね?」
え?そうゆうことか?
「私は生きるぞ。お前たちの全員を踏み越えてでもな。ははは馬鹿なことを言うな。」
おー流石自殺志願者と真逆って葵が言うだけのことはある。
パワフル!!
「だが逃げ道も残してやる。」
「もう?そんなのいらないのに?」
ポスポスと流華を軽くたたくアイツはもうーって顔をする。
「甘いな私はお前たちには。ふふ。だがな瞬ちゃんどこで何を得るのか考えなければなにも得れぬ。
だが全てに意味があると考えれば己に帰ってくる。それが最後には私に繋がる。私はそれくらいしてきたのだ。お前たちにできぬとは言わさん。」
不敵な顔で笑ういとこ殿は一升瓶をあけてしまった。
「返す言葉がないっす。」
何故体育会系ノリ?
「この人間がどこへ向かって行くかワシも見てみたくなるの?不思議な女子じゃな。」
タマが流華をみて言う。
「流華はどこにだっていくさ。答えがあるかもしれないなら。」
俺はとんだじゃじゃ馬どころじゃない鬼姫様に惚れたもんだぜ。
まるで毎日がジェットコースターだ。
「鬼が出るか蛇がでるか・・わからぬ旅にもう出ているようじゃの・・」
「タマ殿・・鬼も蛇も慣れれば可愛いものだぞ」
流華がこんなに小声を聞いているとは思わなかったから俺らはビクっとした。
「ほうか?・・・」
そういうしかねえな。鬼も蛇も慣れれる気が俺はしねえんだけど!!!
怖いもん。
ガキ大将みたいに上に乗って剣とか持ってる流華は簡単に想像出来るけど・・。
「しかし東京に能力者が集まっているというのは本当のようだな。」
ん?俺がない間にそんな情報が。
「そうだね。僕こんなに異質なモノが存在するとは思ってなかったよ。」
そりゃそうだ。ノロですら俺らはビックリしたのにな。
もう遥か昔の事のようだな。
「能力者の片鱗や歴史は日本にも沢山ある。それが集結することが不思議なのだ。」
そうなのか?
流華はそういうけど。
「片鱗や歴史ってなんだ?」
俺は聞いてみる。
「例えば霊能者。例えばイタコ・ノロ・隠れキリシタン・陰陽師・物の怪使い・・等な人間の能力を少しだけ上回ったもの
超能力者と大まかにまとめてもな、いることは居るのだ。しかし殆どその土地やらを出ない。
何に唆されているのか・・私がひっくり返した罠に何がかかったのか。見るときが近づいてはいるな・・」
ひっくり返した罠?
「わざとこんな危険を推測して起こしたのか?」
「私が生きるこの次元に神咲の干渉者の大元がいるとしたら関係者をぶった切っていけば守りに入ろうとする。
すなわち攻撃。動くことそれは足跡。私が動かねば静観していたであろう時間の流れは自然とその者に繋がると信じて進んでいた。
これらの出来事はオマケでの。推測は立てれていなかった。どれだけ何があるのかキオクにないわけだからな。」
そっか。先代はしてないから能力者のキオクってのが殆どないのか。
「会社も引いた。今は島主と当主と純血。3つになった。」
「流華は僕が守るよ!!」
「有難う。お前はまず自分を守れるようになりなさい。」
う・・・
そんなにパシャリと言わなくても。
「自分を守ることが私を守ることに繋がる。自分すら守れないものは盾位にしかならん。だが私はそんなもの望んでいない。肩を並べて泳ぐのだ。」
そうか・・葵とかとは全く違うんだな。その目的の為ならなんでもやるって意思は一緒なのに・・。
「葵は・・?」
「あれはあれのやり方があるであろ?知らぬ。勝手にすればよい。そうゆうところが嫌か?」
流華は俺の方を見た。
「いや・・俺は嫌じゃない。ただ葵が目の前で倒れてたら俺は助けると思う。」
「好きにすればよい。だがその行動に純ちゃんが危うくなるようなら私は葵自体を殺して助けに行けなくする。それで良いか?」
「お・・・俺が強くなればいいんだろ!!」
「お前ねえ・・・」
アイツは呆れたように言うけど。
「ふふ つまりそうゆうことだ。大口を叩くならそれなりの力や心がいる。
人の心配をする前に自分のこと、自分の守りたいものを守ったあと、尚したいことがあるならすればよい。
お前は強さを持って守るであったな。・・なら誰よりも優しく強く在れ。」
「は。」
俺の思う思いやりは否定されてない。
ただ俺は自分の身も守れないくせに人に嫉妬したり甘えたり中途半端だからそれをしたいならもっと突き抜けなきゃいけねえ。
「なあ流華・・」
「なんだ?」
「僕は・・特別補佐って何すればいい?」
「たまに大木に会ってやればいい。そこで学ぶものもあるだろう瞬ちゃんは。外交にも向いているし」
「自分が死んでも僕には会社。コイツにはタマちゃんがいるとかは思ってないよね?」
え?そうゆうことか?
「私は生きるぞ。お前たちの全員を踏み越えてでもな。ははは馬鹿なことを言うな。」
おー流石自殺志願者と真逆って葵が言うだけのことはある。
パワフル!!
「だが逃げ道も残してやる。」
「もう?そんなのいらないのに?」
ポスポスと流華を軽くたたくアイツはもうーって顔をする。
「甘いな私はお前たちには。ふふ。だがな瞬ちゃんどこで何を得るのか考えなければなにも得れぬ。
だが全てに意味があると考えれば己に帰ってくる。それが最後には私に繋がる。私はそれくらいしてきたのだ。お前たちにできぬとは言わさん。」
不敵な顔で笑ういとこ殿は一升瓶をあけてしまった。
「返す言葉がないっす。」
何故体育会系ノリ?
「この人間がどこへ向かって行くかワシも見てみたくなるの?不思議な女子じゃな。」
タマが流華をみて言う。
「流華はどこにだっていくさ。答えがあるかもしれないなら。」
俺はとんだじゃじゃ馬どころじゃない鬼姫様に惚れたもんだぜ。
まるで毎日がジェットコースターだ。
「鬼が出るか蛇がでるか・・わからぬ旅にもう出ているようじゃの・・」
「タマ殿・・鬼も蛇も慣れれば可愛いものだぞ」
流華がこんなに小声を聞いているとは思わなかったから俺らはビクっとした。
「ほうか?・・・」
そういうしかねえな。鬼も蛇も慣れれる気が俺はしねえんだけど!!!
怖いもん。
ガキ大将みたいに上に乗って剣とか持ってる流華は簡単に想像出来るけど・・。
「しかし東京に能力者が集まっているというのは本当のようだな。」
ん?俺がない間にそんな情報が。
「そうだね。僕こんなに異質なモノが存在するとは思ってなかったよ。」
そりゃそうだ。ノロですら俺らはビックリしたのにな。
もう遥か昔の事のようだな。
「能力者の片鱗や歴史は日本にも沢山ある。それが集結することが不思議なのだ。」
そうなのか?
流華はそういうけど。
「片鱗や歴史ってなんだ?」
俺は聞いてみる。
「例えば霊能者。例えばイタコ・ノロ・隠れキリシタン・陰陽師・物の怪使い・・等な人間の能力を少しだけ上回ったもの
超能力者と大まかにまとめてもな、いることは居るのだ。しかし殆どその土地やらを出ない。
何に唆されているのか・・私がひっくり返した罠に何がかかったのか。見るときが近づいてはいるな・・」
ひっくり返した罠?
「わざとこんな危険を推測して起こしたのか?」
「私が生きるこの次元に神咲の干渉者の大元がいるとしたら関係者をぶった切っていけば守りに入ろうとする。
すなわち攻撃。動くことそれは足跡。私が動かねば静観していたであろう時間の流れは自然とその者に繋がると信じて進んでいた。
これらの出来事はオマケでの。推測は立てれていなかった。どれだけ何があるのかキオクにないわけだからな。」
そっか。先代はしてないから能力者のキオクってのが殆どないのか。
「会社も引いた。今は島主と当主と純血。3つになった。」
「流華は僕が守るよ!!」
「有難う。お前はまず自分を守れるようになりなさい。」
う・・・
そんなにパシャリと言わなくても。
「自分を守ることが私を守ることに繋がる。自分すら守れないものは盾位にしかならん。だが私はそんなもの望んでいない。肩を並べて泳ぐのだ。」
そうか・・葵とかとは全く違うんだな。その目的の為ならなんでもやるって意思は一緒なのに・・。
「葵は・・?」
「あれはあれのやり方があるであろ?知らぬ。勝手にすればよい。そうゆうところが嫌か?」
流華は俺の方を見た。
「いや・・俺は嫌じゃない。ただ葵が目の前で倒れてたら俺は助けると思う。」
「好きにすればよい。だがその行動に純ちゃんが危うくなるようなら私は葵自体を殺して助けに行けなくする。それで良いか?」
「お・・・俺が強くなればいいんだろ!!」
「お前ねえ・・・」
アイツは呆れたように言うけど。
「ふふ つまりそうゆうことだ。大口を叩くならそれなりの力や心がいる。
人の心配をする前に自分のこと、自分の守りたいものを守ったあと、尚したいことがあるならすればよい。
お前は強さを持って守るであったな。・・なら誰よりも優しく強く在れ。」
「は。」
俺の思う思いやりは否定されてない。
ただ俺は自分の身も守れないくせに人に嫉妬したり甘えたり中途半端だからそれをしたいならもっと突き抜けなきゃいけねえ。
「なあ流華・・」
「なんだ?」