俺とアイツといとこ殿!
少しでも役に立とうとして流華がシャボンに入れた赤石を集めてチョビチョビビスケットみたいに食べてるアイツが言った。
「そろそろショーは終わるね。」
「そうだね〜♪流華ちゃんの情報早く聞きたいな〜」
え?終わるの?
「お前は器ごと消え失せた方がいいが・・とりあえず島主に刃を向けたもの封流として死ね。」
流華は冷たくそう言った。
夜一は
「そんなこと言わずに姉さまもこちらに来て気楽に僕と二人きりで生きていきませんか?」
余裕ぶっこいている。
≪今だ≫
合図で葵が靄をガードに一瞬かけた。
その瞬間だけルカの目が赤と青の星になった。
そして流華の素早い拳と赤の炎とに夜一は腹の半分をえぐり取られた。
まだ寸時に交わせたから半分ですんだんだ。
こいつも相当やるんだな・・。モヤをかけたのは目が青いのを見せたくなかったのか。ルカの目は赤茶色を保つだけで疲れるんだ・・
靄はもうとれたしルカの目はまた赤茶色に戻った。
でもマジで殺す気なんだな・・流華・・悲しい顔も何もしてない。
怒りも悲しみも何もない。
「そのただの制裁としてしか僕を見ない顔を歪めてみたくなりますよ・・いつかね・・百合ねえさん」
ふわりとどこからともなく現れた声とパーマがかかった少し長い髪の女・・百合さん・・か?
結構ゴージャスな感じになってるなあ・・色々。服やら化粧やら胸のアタリも。
「大丈夫?キャア!!夜一・・流華・・!!アンタって子は・・弟になにやらかしとんじゃワレ・・!!」
大阪弁??
「愚かな姉上・・相変わらず見た目も言葉も所作すら下品ですね。」
一応敬語なんだ・・ボロカスゆってるけど。
「言えてる〜あははは。流華ちゃんの姉上とは思えない。娼婦みたいだし〜」
葵・・なんでそこでウケるんだ。
かあっと美少年に言われたからだろうか。少し赤面した百合さんは夜一に肩を貸してこういって消えた。
「流華・・アンタは絶対許さない。夜一は私のもの・・今日はここまでにしておいてあげる。」
恍惚とした顔で夜一の髪を撫でて闇の中にふ と消えた。
「まったく厄介だ。あちらでくっつけば問題ないというのに」
いやいや・・それを言ったら少子化なくなるし。
隣のおうち同士でとか区域で男女くっつけてしまえばとりあえず問題なしみたいな?
いや・・違うか・・どっちも一方通行の歪んだ愛なんだ・・。
確かにそりゃ歪んだ愛同士でくっつけばhappyかも。
流華は円を描いて島へ繋げた。
もうそれ出来ちゃうの??
前はできなかったのに。
「今は皆島に非難せよ。あ奴らは島の加護が無いゆえ入ってこれぬ。私はちと島主として純潔としてここで暫く用がある。終わったらそちらへゆくし、質問にも答える。わかったか?」
「はい!!お役ご苦労さまで御座います。」
体育会系のノリで声の揃った皆は島に送り込まれた。
俺と葵と流華とアイツが残った。そして・・・
「終わったみたいじゃの?」
出たーーーオバケじゃなくて黒の姫様だっけ?
「ああ・・・取り敢えずは一旦引いたようでこの場を借りたことに礼を言う。」
「して・・情報をおしえてたもれ。」
「僕も僕も〜」
「待て。葵先着順で、レディファーストである。」
「むーー。」
先着順・・・。
「黒いの・・これを飲めばよい。あとは口頭で話す。」
「ふむ・・・」
ぽりぽりと噛んでいる。
なんだか上品にかんでたもっている?
たもれってなんだ?
タモれ?じゃないな。うん。
「噛みながらでよいから黒のに関してそれ以上に分かったことがある。」
「なんじゃ?」
「それらの情報があってこそ仮説から事実へと繋がったのだが・・何らかの方法で前黒の純血が生きている。」
「なんじゃと!!」
黒の姫?はほんとに驚いているようだ。
「それなら・・わらわに分からぬわけが・・」
「主らは特に身を隠す事や夜や幻に紛れることに優れている。しかも主と同じ純血である。黒の姫が誰にも悟られぬ自信があるように向こうにも自信に基づく力があると思えばわかりやすいかの。」
「どこにいるのじゃ。」
真剣な顔で黒い花魁は持ってこさせた酒をガブ飲みした。
「それは分からぬ。」
「ふん なんなのじゃ。」
「だから主に前純血と言葉にしたのは純血の国がもう主のものに変わっているからである。故に派生した力のある純血を探すことは無理である。国がないか少数組織である故だが最後にあったのはNY。私の次元のな。」
「赤いの。主の次元にいることは間違いないのじゃな?」
「ああ。そうだ。空間代にはなったか?」
ホッホッホッホと笑ってニッコリと流華にも酒を注いでくれた。例の黒いやつね。
「どうするのかは私には関係無いが石取りゲームは間違いない。私の目を見たまえ」
流華は赤と空色に6つの星が入ったような目を見せた。
「ほう・・これはこの噛む石に入っていた情報と一致するのう・・・わらわも進めばもう一つ得る事が出来るのかえ?」
「そうなるな。」
「そろそろショーは終わるね。」
「そうだね〜♪流華ちゃんの情報早く聞きたいな〜」
え?終わるの?
「お前は器ごと消え失せた方がいいが・・とりあえず島主に刃を向けたもの封流として死ね。」
流華は冷たくそう言った。
夜一は
「そんなこと言わずに姉さまもこちらに来て気楽に僕と二人きりで生きていきませんか?」
余裕ぶっこいている。
≪今だ≫
合図で葵が靄をガードに一瞬かけた。
その瞬間だけルカの目が赤と青の星になった。
そして流華の素早い拳と赤の炎とに夜一は腹の半分をえぐり取られた。
まだ寸時に交わせたから半分ですんだんだ。
こいつも相当やるんだな・・。モヤをかけたのは目が青いのを見せたくなかったのか。ルカの目は赤茶色を保つだけで疲れるんだ・・
靄はもうとれたしルカの目はまた赤茶色に戻った。
でもマジで殺す気なんだな・・流華・・悲しい顔も何もしてない。
怒りも悲しみも何もない。
「そのただの制裁としてしか僕を見ない顔を歪めてみたくなりますよ・・いつかね・・百合ねえさん」
ふわりとどこからともなく現れた声とパーマがかかった少し長い髪の女・・百合さん・・か?
結構ゴージャスな感じになってるなあ・・色々。服やら化粧やら胸のアタリも。
「大丈夫?キャア!!夜一・・流華・・!!アンタって子は・・弟になにやらかしとんじゃワレ・・!!」
大阪弁??
「愚かな姉上・・相変わらず見た目も言葉も所作すら下品ですね。」
一応敬語なんだ・・ボロカスゆってるけど。
「言えてる〜あははは。流華ちゃんの姉上とは思えない。娼婦みたいだし〜」
葵・・なんでそこでウケるんだ。
かあっと美少年に言われたからだろうか。少し赤面した百合さんは夜一に肩を貸してこういって消えた。
「流華・・アンタは絶対許さない。夜一は私のもの・・今日はここまでにしておいてあげる。」
恍惚とした顔で夜一の髪を撫でて闇の中にふ と消えた。
「まったく厄介だ。あちらでくっつけば問題ないというのに」
いやいや・・それを言ったら少子化なくなるし。
隣のおうち同士でとか区域で男女くっつけてしまえばとりあえず問題なしみたいな?
いや・・違うか・・どっちも一方通行の歪んだ愛なんだ・・。
確かにそりゃ歪んだ愛同士でくっつけばhappyかも。
流華は円を描いて島へ繋げた。
もうそれ出来ちゃうの??
前はできなかったのに。
「今は皆島に非難せよ。あ奴らは島の加護が無いゆえ入ってこれぬ。私はちと島主として純潔としてここで暫く用がある。終わったらそちらへゆくし、質問にも答える。わかったか?」
「はい!!お役ご苦労さまで御座います。」
体育会系のノリで声の揃った皆は島に送り込まれた。
俺と葵と流華とアイツが残った。そして・・・
「終わったみたいじゃの?」
出たーーーオバケじゃなくて黒の姫様だっけ?
「ああ・・・取り敢えずは一旦引いたようでこの場を借りたことに礼を言う。」
「して・・情報をおしえてたもれ。」
「僕も僕も〜」
「待て。葵先着順で、レディファーストである。」
「むーー。」
先着順・・・。
「黒いの・・これを飲めばよい。あとは口頭で話す。」
「ふむ・・・」
ぽりぽりと噛んでいる。
なんだか上品にかんでたもっている?
たもれってなんだ?
タモれ?じゃないな。うん。
「噛みながらでよいから黒のに関してそれ以上に分かったことがある。」
「なんじゃ?」
「それらの情報があってこそ仮説から事実へと繋がったのだが・・何らかの方法で前黒の純血が生きている。」
「なんじゃと!!」
黒の姫?はほんとに驚いているようだ。
「それなら・・わらわに分からぬわけが・・」
「主らは特に身を隠す事や夜や幻に紛れることに優れている。しかも主と同じ純血である。黒の姫が誰にも悟られぬ自信があるように向こうにも自信に基づく力があると思えばわかりやすいかの。」
「どこにいるのじゃ。」
真剣な顔で黒い花魁は持ってこさせた酒をガブ飲みした。
「それは分からぬ。」
「ふん なんなのじゃ。」
「だから主に前純血と言葉にしたのは純血の国がもう主のものに変わっているからである。故に派生した力のある純血を探すことは無理である。国がないか少数組織である故だが最後にあったのはNY。私の次元のな。」
「赤いの。主の次元にいることは間違いないのじゃな?」
「ああ。そうだ。空間代にはなったか?」
ホッホッホッホと笑ってニッコリと流華にも酒を注いでくれた。例の黒いやつね。
「どうするのかは私には関係無いが石取りゲームは間違いない。私の目を見たまえ」
流華は赤と空色に6つの星が入ったような目を見せた。
「ほう・・これはこの噛む石に入っていた情報と一致するのう・・・わらわも進めばもう一つ得る事が出来るのかえ?」
「そうなるな。」