俺とアイツといとこ殿!
羽の存在意義とルカの事情
つまり・・・・・極秘ってこと・・だ。正式な問答(もんどう)が始まりそうだ。
しかも島に利益のある形で報告しない流華がしようとしている船で言っていた
「本当の目的」ってやつだと思う。
「右翼・・並びに左翼。」
「ハ。」
「これを聞かぬという選択肢もあるのだ。どちらでも揺るがない心を持たぬと数ミリでも思えば退出して聞かぬようにしなさい。」
「了解しました。」
俺らは答える。
「して・・?」
俺は・・・・聞きたい。ルカが何と本当は戦っているのか。でも数ミリってのには自信がない。けど・・
「聞く。そんで力になる。イイコトでも悪いことでも。」
いつもは吃る俺だけど・・ちゃんと言えた。
「お前たち羽に関することでもある。それに・・・聞いてしまうと後には引けぬ。私は邪魔ならお前達であろうと殺す。」
ゾクっとした。
「僕は!!・・・その覚悟は出来てるよ・・。ずっと知りたかった。今の羽の存在意義もルカの闇もその道はどこに向かって居るのかも。」
羽の存在意義か・・それが羽に関することでもあるの意味ってことか。
でも聞いて・・あれだろ・・ダメだよとか邪魔をしたりしたら俺らでも殺すようなルカにとっては譲れないなにか・・なんだろ。
「俺・・も・・。俺らを殺してでもお前の譲れないナニカが知りたい。それで死んだって別にいい!」
ルカは厳しい表情から少し柔らかい顔になって座った。俺も正座した。
「有難う。だが、純ちゃん・・は聞かないほうがいいと思うが。」
俺・・だけ?拒否された?
「僕も思うね。」
したり顔ではないアイツは・・大マジだ。
「俺は!!お前を飛ばせてやるって決めてんだ!!」
「飛べぬのだ。」
ルカは憤慨する俺を宥めるように静かに言った。
「え?そんな・・」
「ならば聞け。理解をしあうまでその後は二人で話して補い合うように。」
「ハッ」
俺らはかしこまる。
「その・・羽から・・言おうか。もっと楽にしてよいよ。瞬ちゃんも布団に戻って。」
「う・・・うん・・」俺らは困ってしまう。
いきなり・・そんな大事な話で寛いでくださいって言われても・・で、できねえよ・・。
でもとりあえず島主が言う事に逆らうのはダメだ。
俺は足を崩すことで楽にしてみたぜってアピールをした。
アイツは・・言われた通り布団に戻った。
「羽はな・・」
なんだろう・・。ざわざわする。
「純血や島主にとって飛翔する為の役所ではないのだ。」
つまり空を飛ぶために?ではないのか。
息を漏らす流華・・本当は言いたくないのかもしれない。
だけど続けていく。純血としてだ。
「泳ぐのだ。」
「え?」
あら以外・・と思った俺は普通さにびっくりした。
「何処を・・・?」アイツが静かに聞く。
「海だ。」
案外普通じゃん。ペンギンみたいなもんっしょ。
「普通の海じゃないよね?」
「勿論。」
え?違うのか・・やっぱ空かな。
「その前に純ちゃん水を持ってきて。喉が乾いた。」
あら・・拍子抜け。
「俺がいない間に・・」
「話さぬよ。これはお前たちが決めたことだ。恥じるような行いはしない。」
だよな。
俺は言われたように水を取りに行って俺もついでに喉が乾いたからキッチンで飲んでおいた。
ってルカも・・・緊張するんだな。
だって一人でずっと抱えてきたナニカを言うんだもんな。
俺は急いでアイツと俺の分3人分のコップを持って戻った。
流石に沈黙で二人は何も話してなかった。
「ありがとう。」
ルカはそう言ってあいつも何故かペコリした。
アイツだって・・・ってかアイツがルカに突っかかるってナイよな・・。
しかもストレートに聞くとか。どんだけ真剣なのか・・分かった。
「続きを話そう。」
「はい。」
「お願いします。」
「羽は海を泳ぐ為に居るまでは言ったな。」
「うん・・・」
アイツは怖々と返事をする。
「本当は私にもなってみないと分からぬのだが・・・」
なってみないと・・?
「昔の先代は言った。羽は血塗られた螺旋の海を純血が泳ぐ為に存在しだが到着する目的ではなく、その先に現世と幻世であれど地獄は続く。そして・・純血が疲労し地に額をつかせずその光へと指す方向に泳ぎ続ける為に在る。と。」
!!
そ・・・んな・・馬鹿な・・・話・・って全然わからんが!!
なんかハッピーな話ではないのはわかる。
しかも島に利益のある形で報告しない流華がしようとしている船で言っていた
「本当の目的」ってやつだと思う。
「右翼・・並びに左翼。」
「ハ。」
「これを聞かぬという選択肢もあるのだ。どちらでも揺るがない心を持たぬと数ミリでも思えば退出して聞かぬようにしなさい。」
「了解しました。」
俺らは答える。
「して・・?」
俺は・・・・聞きたい。ルカが何と本当は戦っているのか。でも数ミリってのには自信がない。けど・・
「聞く。そんで力になる。イイコトでも悪いことでも。」
いつもは吃る俺だけど・・ちゃんと言えた。
「お前たち羽に関することでもある。それに・・・聞いてしまうと後には引けぬ。私は邪魔ならお前達であろうと殺す。」
ゾクっとした。
「僕は!!・・・その覚悟は出来てるよ・・。ずっと知りたかった。今の羽の存在意義もルカの闇もその道はどこに向かって居るのかも。」
羽の存在意義か・・それが羽に関することでもあるの意味ってことか。
でも聞いて・・あれだろ・・ダメだよとか邪魔をしたりしたら俺らでも殺すようなルカにとっては譲れないなにか・・なんだろ。
「俺・・も・・。俺らを殺してでもお前の譲れないナニカが知りたい。それで死んだって別にいい!」
ルカは厳しい表情から少し柔らかい顔になって座った。俺も正座した。
「有難う。だが、純ちゃん・・は聞かないほうがいいと思うが。」
俺・・だけ?拒否された?
「僕も思うね。」
したり顔ではないアイツは・・大マジだ。
「俺は!!お前を飛ばせてやるって決めてんだ!!」
「飛べぬのだ。」
ルカは憤慨する俺を宥めるように静かに言った。
「え?そんな・・」
「ならば聞け。理解をしあうまでその後は二人で話して補い合うように。」
「ハッ」
俺らはかしこまる。
「その・・羽から・・言おうか。もっと楽にしてよいよ。瞬ちゃんも布団に戻って。」
「う・・・うん・・」俺らは困ってしまう。
いきなり・・そんな大事な話で寛いでくださいって言われても・・で、できねえよ・・。
でもとりあえず島主が言う事に逆らうのはダメだ。
俺は足を崩すことで楽にしてみたぜってアピールをした。
アイツは・・言われた通り布団に戻った。
「羽はな・・」
なんだろう・・。ざわざわする。
「純血や島主にとって飛翔する為の役所ではないのだ。」
つまり空を飛ぶために?ではないのか。
息を漏らす流華・・本当は言いたくないのかもしれない。
だけど続けていく。純血としてだ。
「泳ぐのだ。」
「え?」
あら以外・・と思った俺は普通さにびっくりした。
「何処を・・・?」アイツが静かに聞く。
「海だ。」
案外普通じゃん。ペンギンみたいなもんっしょ。
「普通の海じゃないよね?」
「勿論。」
え?違うのか・・やっぱ空かな。
「その前に純ちゃん水を持ってきて。喉が乾いた。」
あら・・拍子抜け。
「俺がいない間に・・」
「話さぬよ。これはお前たちが決めたことだ。恥じるような行いはしない。」
だよな。
俺は言われたように水を取りに行って俺もついでに喉が乾いたからキッチンで飲んでおいた。
ってルカも・・・緊張するんだな。
だって一人でずっと抱えてきたナニカを言うんだもんな。
俺は急いでアイツと俺の分3人分のコップを持って戻った。
流石に沈黙で二人は何も話してなかった。
「ありがとう。」
ルカはそう言ってあいつも何故かペコリした。
アイツだって・・・ってかアイツがルカに突っかかるってナイよな・・。
しかもストレートに聞くとか。どんだけ真剣なのか・・分かった。
「続きを話そう。」
「はい。」
「お願いします。」
「羽は海を泳ぐ為に居るまでは言ったな。」
「うん・・・」
アイツは怖々と返事をする。
「本当は私にもなってみないと分からぬのだが・・・」
なってみないと・・?
「昔の先代は言った。羽は血塗られた螺旋の海を純血が泳ぐ為に存在しだが到着する目的ではなく、その先に現世と幻世であれど地獄は続く。そして・・純血が疲労し地に額をつかせずその光へと指す方向に泳ぎ続ける為に在る。と。」
!!
そ・・・んな・・馬鹿な・・・話・・って全然わからんが!!
なんかハッピーな話ではないのはわかる。