俺とアイツといとこ殿!
なんだなんだ?答え分からないまま。

俺・・・毎回汗だく。


「今から闇の国の私の領土に行く。勿論札は渡しておくし護衛もつける。だが・・死ぬかもしれぬと思ったときだけ助けるだけだ。」

ひええ~マジ?私の領土?

「タマ殿を連れて1000の闇の国の住人と契約してきなさい。2か月やろう。」

「1000?じゃと?無理じゃろう~」

タマが自室に入ったからしゃべった。

「これは二人にとっていいことなのだ。」

「なぬ?」

「タマ殿には力はない。だから二人に護衛はつける。だから多分死なない。たまに様子はみに行って純赤石は渡す。
純ちゃんが1000以上と契約出来なかったら」


「できなかったら・・・?」


「右翼を降りてもらう。」

「えーーーーー!!」


「正直本当はそんなところに送りたくはないのだ。」

「わしもいやじゃー」

お、俺も。

てかお前何にもしないだろ。あレーダーできるな。

「だが、封流との戦いの時お前は小間使いのようなことしかできぬ状態であった。」

「・・・・・」

俺はうつむくしかなくなった。

「瞬ちゃんは皆をガードをしながら封流を抑えたし・・これからも伸びる。」

ルカは寝転んだまままっすぐに俺を見ていう。

「お前はなんなのだ。これから激戦となるかもしれないのに。」

俺はもっと俯いてしまう。

「・・・わかったよ。」

流華はスラスラと呪符をかいてくれる。

「強すぎたりダメージを受けたらこちらの護符で私の夢に飛んで治療をうけなさい。」

「おう・・・」

「こちらの護符はまた闇の国に戻る護符である。」

ひええ現代にもどるのはないんですか。。

「どちみち夢でも2日いれば闇の国にもどるけどな。」

ひええ・・・


「護衛・・って相当強いんだろうな!!」

そりゃなんの役にたってないのは確かにずっと不満だったし・・

強化鍛錬ならどんとこいだけど。。。

「ワシにとってのメリットとはなんじゃ?」

「キオクがタマ殿に関するものが今は見つからぬ故右翼が1000集めたときタマ殿に波長やらなにゃら似ている生き物を見つけ・・タマ殿の御霊をそこに移す。
そうしたら信仰が集まり神・精霊系は信仰によって力が増幅し、当然長生きするしタマ殿もあすこの精霊にはなれぬが似たようなものにならなれるかも知れぬ。
とりあえず10年そこらでは死なない。だから純ちゃんを補佐して欲しい。」

「わかったぞい。」

「んで護衛ってこいつじゃないよな。。?」

「瞬ちゃんはもっと違う鍛錬をしてもらう。闇の国にはいかないけどな。護衛はバサシだ。」

!!!バサシ!!!
俺と相容れない馬ナンバーワン。


「バサシは王族でもほしがるほど強く賢く美しい馬だ。危険になったらいつもより早いスピードで逃げてくれるだろうし
能力は十分護衛としてある。だからなかなか捕まえられないんだけどな。」

「流華はどうやったの?」
アイツはそう聞く。

確かに聞いてみたいが絶対たいしたことないって~

「泉で顔を洗ったり汗を流してたらバサシが水を飲みに来た。珍しいから捕まえて契約した。」

それだけ?ほらーー!!
イケメン枠みたいな感じでしょ。ほらーぁ

一応頼んどこう。
ヒルディンにも・・。

よっしゃー命がけの強化合宿じゃー

「身体に気を付けて。」

アイツがうれしそうに言う。

うぬー!

でも俺マジで生きて帰れるかな。

っていうか2ヶ月で千って。汗 

・・一日どのくらい?

「その前に闇の国の概要を見学しに連れて行ってやろう。それならば安心であろ」

安心かなあ・・とりあえずほり込まれるよりは安心かも。

「おう!じゃあお願いするぜ!」

や。闇の国へ。いざ参らん。

俺たちは島に戻って旅の準備を整えた。

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