俺とアイツといとこ殿!
「あれには住所など書いてるものも多いゆえ証拠を消しにきたか。」
「鍵の生産は間に合っているのか」
「もう全土に配布いたしました。しかし目安箱の投書は鍵のないところにしまわれておりましたゆえ」
この国にまだこうしたほうがいいとかああしたほうがいいと思う人がいてそれが叶わないと思ったら実行したわけだ。
・・・・・
沈黙が続く・・。
ルカは何を考えているんだろう。
「立て紙をせよ。」
「は。わかりました。内容は」
「3日以内に投降せよ。投獄はしない。国の新しい機関の指令として任命する。」
「ふむふむ・・・なんですと!!」
「爺も鍵のときにした事だ。その道を極めようとせんものをみすみす見逃せば国の損。」
「わかりました。おふれをだすよう手続きしてまいります。」
爺さんは移動術でさささと消えていってしまった。
「ここに3日いるってこと?」
「いや・・アレが出たら瓦版屋も騒ぐであろうから1日あれば出てくるであろう」
「そうかなあ」
「人はな正当に評価されたい生き物なのだ。アレを咎められずそして自分の思考を実現できる地位を約束する。それで来ぬわけがない」
いいところつくよね。悪党かも。w
「さて酒でも飲んで糸にかかるのを待つか」
「いい性格してるよね・・僕準備してもらってくるよ」
「よい」
パンパンと手をたたくと色とりどりの忍者がいっぱい出てきた。目立つだろう・・?
「葡萄酒を用意させよ」
「は」
あとは台所関係の女性陣が仕切ってあてなども持ってきてくれたりした。
「広いからの手を叩くほうが早いのだ」
「なるほどねえ」
僕はルカを膝にだっこする。
そしたらルカは体を崩して僕を膝枕にして寝転んだ。
やっぱり寝転ぶんだね。
窓から城下が見える。
もう桜が咲いている。
本当なら僕らは二年か。
まあ学歴なんてなくても僕はこのまま左翼となるか神咲の仕事に就くかって事くらいわかってるけどね。
そのまま夜になって夜まで酒を飲んだらルカが眠たいというので寝所に行って寝た。
その日の夜中だった。まだ12時くらいだろうか。街はまだ眠っていない。
キャーーという声で僕らはおきた。
「瞬ちゃんつかまって。」
僕は着物を直してルカの手につかまった。
そしたら声の方へ一目散に移動術で連れて行かれた。
《僕だってできるよ》
《今消耗しなくてもよい》
《ありがとう》
「どこに城主はいるんだ?えぇぇえ?」
髭面の男が着ぐるみ男を持ち上げている。
通りがかりの町娘がおびえて腰を抜かしていた。
「城主はここである。そのものを離せ」
着ぐるみ侍はぽんと投げられた。
「いつ見てもアヤカシみたいな成りだな。」
「お互いにたような物であろう髭面」
ニヤっとする場面がきたようだ。
「ここで話すのもなんだ。上に上がれ。酒は飲めるか」
「逢坂で飲めねえっていえば笑われるぜ」
「そうか。」
エレベーターで上に上がって最上階に行く。明かりはもう最低限だが灯されていた
「投書をしたそうだな。」
「したさ!この国の平和主義の根幹を城主に頼りきって金を売って儲けた金を国に使わず懐にしまう輩がいる事も」
男とルカが面と向かって座り合う。
簾越しに二人は酒を酌み交わすつもりのようだ。
酒が運ばれてくる。
「まあ飲め。お前に話があるのだ」
「投獄はしないって書いてあったぞ」
「ああ。それどころか東京という支社の大目付に任命したいと思ってな。もちろん孤立はさせない」
「東京って田舎じゃねえか。」
そうなんだ。逆だね。
「東京はまだ未開の地もあり、逢坂のように進んでおらぬ。そこに大きな資金を投入して開拓したいと思っておる。
そうすれば着服するものも出てくるであろう。私はそこまで目が届かぬゆえ・・」
「俺を起用すると・・」
「そうだ。」
「鍵の生産は間に合っているのか」
「もう全土に配布いたしました。しかし目安箱の投書は鍵のないところにしまわれておりましたゆえ」
この国にまだこうしたほうがいいとかああしたほうがいいと思う人がいてそれが叶わないと思ったら実行したわけだ。
・・・・・
沈黙が続く・・。
ルカは何を考えているんだろう。
「立て紙をせよ。」
「は。わかりました。内容は」
「3日以内に投降せよ。投獄はしない。国の新しい機関の指令として任命する。」
「ふむふむ・・・なんですと!!」
「爺も鍵のときにした事だ。その道を極めようとせんものをみすみす見逃せば国の損。」
「わかりました。おふれをだすよう手続きしてまいります。」
爺さんは移動術でさささと消えていってしまった。
「ここに3日いるってこと?」
「いや・・アレが出たら瓦版屋も騒ぐであろうから1日あれば出てくるであろう」
「そうかなあ」
「人はな正当に評価されたい生き物なのだ。アレを咎められずそして自分の思考を実現できる地位を約束する。それで来ぬわけがない」
いいところつくよね。悪党かも。w
「さて酒でも飲んで糸にかかるのを待つか」
「いい性格してるよね・・僕準備してもらってくるよ」
「よい」
パンパンと手をたたくと色とりどりの忍者がいっぱい出てきた。目立つだろう・・?
「葡萄酒を用意させよ」
「は」
あとは台所関係の女性陣が仕切ってあてなども持ってきてくれたりした。
「広いからの手を叩くほうが早いのだ」
「なるほどねえ」
僕はルカを膝にだっこする。
そしたらルカは体を崩して僕を膝枕にして寝転んだ。
やっぱり寝転ぶんだね。
窓から城下が見える。
もう桜が咲いている。
本当なら僕らは二年か。
まあ学歴なんてなくても僕はこのまま左翼となるか神咲の仕事に就くかって事くらいわかってるけどね。
そのまま夜になって夜まで酒を飲んだらルカが眠たいというので寝所に行って寝た。
その日の夜中だった。まだ12時くらいだろうか。街はまだ眠っていない。
キャーーという声で僕らはおきた。
「瞬ちゃんつかまって。」
僕は着物を直してルカの手につかまった。
そしたら声の方へ一目散に移動術で連れて行かれた。
《僕だってできるよ》
《今消耗しなくてもよい》
《ありがとう》
「どこに城主はいるんだ?えぇぇえ?」
髭面の男が着ぐるみ男を持ち上げている。
通りがかりの町娘がおびえて腰を抜かしていた。
「城主はここである。そのものを離せ」
着ぐるみ侍はぽんと投げられた。
「いつ見てもアヤカシみたいな成りだな。」
「お互いにたような物であろう髭面」
ニヤっとする場面がきたようだ。
「ここで話すのもなんだ。上に上がれ。酒は飲めるか」
「逢坂で飲めねえっていえば笑われるぜ」
「そうか。」
エレベーターで上に上がって最上階に行く。明かりはもう最低限だが灯されていた
「投書をしたそうだな。」
「したさ!この国の平和主義の根幹を城主に頼りきって金を売って儲けた金を国に使わず懐にしまう輩がいる事も」
男とルカが面と向かって座り合う。
簾越しに二人は酒を酌み交わすつもりのようだ。
酒が運ばれてくる。
「まあ飲め。お前に話があるのだ」
「投獄はしないって書いてあったぞ」
「ああ。それどころか東京という支社の大目付に任命したいと思ってな。もちろん孤立はさせない」
「東京って田舎じゃねえか。」
そうなんだ。逆だね。
「東京はまだ未開の地もあり、逢坂のように進んでおらぬ。そこに大きな資金を投入して開拓したいと思っておる。
そうすれば着服するものも出てくるであろう。私はそこまで目が届かぬゆえ・・」
「俺を起用すると・・」
「そうだ。」