俺とアイツといとこ殿!
新たなる仲間?
次の朝陰陽師に会いに行くべくルカは訪問着に着替えていた。
薄い緑色にピンクが混じった訪問着。帯とか帯締めが高そうだぜ。
あちぃのになあ・・。
俺はTシャツとジーパン。アイツはスーツだった。
ばらばらじゃん。
アイツって着付けもできるんだな。すげーわ。
そういやあ燕さんに習ってた気がする。
ルカは車に乗り込んで言った。
「今回は話を聞きにいくだけゆえ戦闘になるとは限らん」
「そうだね。でも陰陽師ってのがもう能力者くさくない?」
「できればこの外堀埋めていきたいではないか」
そうか仲間にしたいのか。
髪の毛を三つ編み?にして編みこみ?して後ろから前に持ってきてる髪は今日はサラサラじゃなかった。
着物バージョンってとこか。
まあどんなルカも可愛いけど。
穴を書いて大阪に出た。
そっからタクシーに乗って名刺の住所まで行った。堺ってとこだ。
すげー山ばっかりのとこについた。
運転手も地図便りできたし本当にこんなところに家があるのか。不思議だった。
でもありました。でっケー家が。でかすぎ!島の家レベルだなこりゃ。
玄関前で止めてもらうとアイツはカードを切ってサインして降りた。
俺もルカもおりた。
ここは・・・
ここには結界が張られている。
俺らでも視えた。
「視えているか」
「ああ」
「うん」
「ついたゆえ電話をかけてくれ。結界を解いてもらわねば」
アイツは陰陽師の要ってやつに電話をかけて結界があることを言った瞬間消えて。
俺たちはチャイムを鳴らす事ができたのだった。
中から車で登場したのは着物姿の髪の長い男性だった。
神経質そうな顔をしていて線の細い感じ。
ロールスロイスみたいな車に俺らも無言で乗せられ本当の玄関まで五分車を走らせたのだった。
すげえ盆栽だなあ・・日本庭園っていうんだろうか。
「神咲流華殿で間違いなさそうですな。」
髪の長い男はそういった。
「電話をかけたときから名乗っておるではないか」
「この状況、偽者が現れてもおかしくないですから。報告も受けてますしね」
「まあ確かに。一人はしとめたがまた出てくるやも知れぬ。」
「だから会社から引かれたんですか?」
「ああそうだ。こんなど田舎にいても情報というのは伝わるものなんだな」
ルカは煙草を吸おうとしたがやめた。
なんでだろう・・。
偽者偽者・・なんだったっけタマと出合った、俺らが離れてたときの話か。
確かにあれはひどい偽者だったけど・・能力者だった。
「東京には能力者が引き寄せられるように集まっているらしいですな・・貴女に」
「上等な餌らしい。」
ルカは少し笑った。にやりと。
コイツは話せるやつみたいだ。攻撃してくる節もないし。
「貴殿は聞いたのか。お告げのようなものを」
「はい。聞きましたが、私には興味のないこと。人を殺めて力を手に入れるなど以ての外」
「貴殿が話の通じる男でよかった。」
「通じなければ?」
「さあ?貴殿次第だと。私からの攻撃する理由などない」
「私も安心しました。血の気の多い一族だと聞いておりましたので。」
「それは間違ってはおらぬがな。」
「つきました。中にどうぞ。茶菓子でも用意させます」
「それはどうも」
車を降りて豪邸の中に入っていく俺たち。
召使さんの数は少なかった。家の中はがらんどうとしてた。
客間と書かれたプレートのある部屋に通され抹茶と茶菓子が出てきた。
ほんとに茶菓子だな・・・。色取り取りの芸術品のような4品。と抹茶。
俺抹茶って苦くて苦手なのよ。でも飲んどこう。
「闇の国・・・ご存知ですかな?」
「ああ知っているが。貴殿はなぜ知っている?」
「銀の髪は闇の国に通じているものだと言い伝えであります。陰陽に通じる地獄があれば闇の国にも通じる道もあり。
闇の国も光の国も行ったことはないし行けませんが知っております」
「陰陽道というのは日本の話なのに繋がっているのか。ほう。して、なんだ。」
「メドゥーサという闇の生き物がいるらしいですな。その目は金にも万能の薬にもなるんだとか。」
あれ?これ昨日はなしてた話だよな。メドゥサって聞いたけど。
「ああいるが。私に何を求めている。」
「貴女の欲しがる・・いや繋がるキーを私は持っている。交換しませんか」
「それはなんだ」
「私の前世での妻です。そして今も。その妻が何かしらの敵に出かけている間攻撃されてしまって
深手を負いました。闇の力の影響を受けているようでどんなに金を払っても私の力でも治す事ができません。
・・・このままでは長くはありません。」
ルカは大きくため息をついた。
「それがなんだというのだ。私に関係あるのか」
そうゆうやつだよな。うん・・。
「もし救っていただけたなら私は敵にならず味方として貴女をバックアップしていきます」
・・・・本当か?用事が座ったらポイなんじゃないのか?
それにルカは禁じられているってゆってたんだぜ。
なかなかやるわけねえよな・・。
「話はわかった。とりあえず貴殿の妻を見てみよう。毒気か邪気だけでも取り除けばまだ虫の息からは遠のくであろう」
「ありがとうございます。こちらになります」
つるつるぴかぴかの木できた長い廊下をぬけて寝室っぽいところに入った。
そしたら奥さんが寝てるんだけどおびただしい邪気が見えるくらい奥さんを蝕んでたんだ。
これ・・・治るのか?死相しかでてないぞ。
「ヒルディン!!」
ルカはヒルディンを呼び出した。
そうかこうゆう時役立つのね。
俺も何かいたっけ・・・。
「おまった~」
軽いな。やっぱノリが。
場が微妙な雰囲気になる。
要ってやつは驚いてない。普通驚くだろうに。いやアニメチックにいうとシキガミとかで慣れてんのか?
「ヒルディン毒気を抜いて欲しい。この女どうみる?メドゥサの目が薬になるときいたことがあるか?」
「闇の力のあるものにやられてますな。毒気と邪気が問題ですがそれ以上にもう魂の器が壊れかけてますな・・
あとメドゥサの涙というものは薬になると聞いたことがあります。」
「ああ涙だったか・・」
要のおっさんは本当に奥さんを愛しているようだった。
ヒルディンは奥さんにのしかかり毒気を抜いている
奥さんの顔色はよくなった。
「邪気は私が取ろう。しかし傷がなおらないな」
紫色だった奥さんは一応普通の女に戻った。
「あとはラジュだな。純ちゃんラジュに治癒するよう頼んでくれるか」
ヒルディンは空気を読んで帰っていった。
ほいさ!
ってラジュってそんな事できんの?俺宝の持ち腐れなんじゃ・・・?
「ラジュ!!」
ラジュはケーキのホールを持ったまま登場した。
食べるところだったらしい。
ルカが朝から焼いたケーキだ。
「ジュンイチどしたの」
「この女の人の傷をどうにかしてやってくれないか」
「やだ」
「え?」
マジデ?
「いつもラジュ置いてけぼりでこんなときだけ使われるのやーーーだ!!」
「ごめんごめん。連れて行くからできるだけ。あとポテトチップスというやつを買ってやろうウマイゾー!」
「まあ連れて行ってくれるなら・・・後ポテトチップス忘れないでよ!」
ラジュが奥さんに触れた。
それだけなのに生々しい傷が治っていく。
「でもこの人もう死ぬじゃん。治して意味あんの?」
ラジュはクリクリっとした目で何気なく言う。
「闇の国に一旦戻るぞラジュ」
ルカはラジュの頭をなでてそういった。
「え?なんで~?」
「メドゥサ狩りだ。楽しそうだろ?」
行くんだ?
「ひゃーーー!!ほんと!楽しそう!」
「まずは許可を得に行かねばならんので城に立ち寄るが前王の城なのでラジュも居ていいだろう」
「うっひゃーーテンションあがりまくりー!前王に会えるのイクイク!!」
「という事で帰ったら行くから人間界のものを今の間に食べておくのだ。一旦引っ込むか?ラジュ」
「帰る帰る~」
ポンっとラジュは俺の中に帰ってしまった。
「餌をぶら下げないとアノ手の生き物はゆうことを聞かぬ」
ルカがやれやれって顔で俺を見た。
「純ちゃんも大変だな」
「俺はーそうでもないぜ。好きにやらせてる」
「それはよくない。図に乗り始めたら飼い主でもがぶりだ。綱を持ってやっていくのだ」
「・・わ。わかった・・。」
「ということで命の危機は大分遠ざかったが今できる精一杯はこれくらいでな。貴殿のはやはり死にかけている」
「死に行くには大分遅くはなったがな・・・」
「ありがとうございます。精一杯やっていただいて本当にありがとうございます。私は貴女のために妻が死のうとも
役立つ働きをしたいと思います」
「いや、メドゥサの涙を死ぬまでに持って帰る。これは決定事項である。唯一を大切にするんだな。持って帰ったら共闘してくれるか」
「はい。もちろんでございます。」
「帰るぞ。とりあえず家に。ラジュにポテトチップスを作ってやらねばな。」
あ・・・。
ごめん。俺がポテチで釣ったから。
「浮かない顔をしなくともよい。あやつの使い方はそんなものでよいのだ」
ルカが穴を書く。
家に繋がっている。
「それではまたくる。」
「お気をつけて」
しっかりと頭を下げている。
もう上下関係はできたみたいだ。
ラジュが勝手に出て二個目のタルトホールを食べようとしていた。
あれ?他の召喚獣って勝手に出てこないけど・・。
家の中に入ってとりあえず俺はポテチ作りを手伝った。
俺が言った事だもんなー
慣れない手つきでジャガイモの皮をとにかく削って・・削りすぎたかな?
スライサーでポテトチップスの形にやるところまでは手伝った。
ふん。俺もやればできるじゃないか。
あげるところはちょっとやった事ないから俺ルカにまかせちゃったけど。
こうやって見るとエプロン姿乗るかは一瞬家庭的に見える。
逢坂では覇者だけどな笑
薄い緑色にピンクが混じった訪問着。帯とか帯締めが高そうだぜ。
あちぃのになあ・・。
俺はTシャツとジーパン。アイツはスーツだった。
ばらばらじゃん。
アイツって着付けもできるんだな。すげーわ。
そういやあ燕さんに習ってた気がする。
ルカは車に乗り込んで言った。
「今回は話を聞きにいくだけゆえ戦闘になるとは限らん」
「そうだね。でも陰陽師ってのがもう能力者くさくない?」
「できればこの外堀埋めていきたいではないか」
そうか仲間にしたいのか。
髪の毛を三つ編み?にして編みこみ?して後ろから前に持ってきてる髪は今日はサラサラじゃなかった。
着物バージョンってとこか。
まあどんなルカも可愛いけど。
穴を書いて大阪に出た。
そっからタクシーに乗って名刺の住所まで行った。堺ってとこだ。
すげー山ばっかりのとこについた。
運転手も地図便りできたし本当にこんなところに家があるのか。不思議だった。
でもありました。でっケー家が。でかすぎ!島の家レベルだなこりゃ。
玄関前で止めてもらうとアイツはカードを切ってサインして降りた。
俺もルカもおりた。
ここは・・・
ここには結界が張られている。
俺らでも視えた。
「視えているか」
「ああ」
「うん」
「ついたゆえ電話をかけてくれ。結界を解いてもらわねば」
アイツは陰陽師の要ってやつに電話をかけて結界があることを言った瞬間消えて。
俺たちはチャイムを鳴らす事ができたのだった。
中から車で登場したのは着物姿の髪の長い男性だった。
神経質そうな顔をしていて線の細い感じ。
ロールスロイスみたいな車に俺らも無言で乗せられ本当の玄関まで五分車を走らせたのだった。
すげえ盆栽だなあ・・日本庭園っていうんだろうか。
「神咲流華殿で間違いなさそうですな。」
髪の長い男はそういった。
「電話をかけたときから名乗っておるではないか」
「この状況、偽者が現れてもおかしくないですから。報告も受けてますしね」
「まあ確かに。一人はしとめたがまた出てくるやも知れぬ。」
「だから会社から引かれたんですか?」
「ああそうだ。こんなど田舎にいても情報というのは伝わるものなんだな」
ルカは煙草を吸おうとしたがやめた。
なんでだろう・・。
偽者偽者・・なんだったっけタマと出合った、俺らが離れてたときの話か。
確かにあれはひどい偽者だったけど・・能力者だった。
「東京には能力者が引き寄せられるように集まっているらしいですな・・貴女に」
「上等な餌らしい。」
ルカは少し笑った。にやりと。
コイツは話せるやつみたいだ。攻撃してくる節もないし。
「貴殿は聞いたのか。お告げのようなものを」
「はい。聞きましたが、私には興味のないこと。人を殺めて力を手に入れるなど以ての外」
「貴殿が話の通じる男でよかった。」
「通じなければ?」
「さあ?貴殿次第だと。私からの攻撃する理由などない」
「私も安心しました。血の気の多い一族だと聞いておりましたので。」
「それは間違ってはおらぬがな。」
「つきました。中にどうぞ。茶菓子でも用意させます」
「それはどうも」
車を降りて豪邸の中に入っていく俺たち。
召使さんの数は少なかった。家の中はがらんどうとしてた。
客間と書かれたプレートのある部屋に通され抹茶と茶菓子が出てきた。
ほんとに茶菓子だな・・・。色取り取りの芸術品のような4品。と抹茶。
俺抹茶って苦くて苦手なのよ。でも飲んどこう。
「闇の国・・・ご存知ですかな?」
「ああ知っているが。貴殿はなぜ知っている?」
「銀の髪は闇の国に通じているものだと言い伝えであります。陰陽に通じる地獄があれば闇の国にも通じる道もあり。
闇の国も光の国も行ったことはないし行けませんが知っております」
「陰陽道というのは日本の話なのに繋がっているのか。ほう。して、なんだ。」
「メドゥーサという闇の生き物がいるらしいですな。その目は金にも万能の薬にもなるんだとか。」
あれ?これ昨日はなしてた話だよな。メドゥサって聞いたけど。
「ああいるが。私に何を求めている。」
「貴女の欲しがる・・いや繋がるキーを私は持っている。交換しませんか」
「それはなんだ」
「私の前世での妻です。そして今も。その妻が何かしらの敵に出かけている間攻撃されてしまって
深手を負いました。闇の力の影響を受けているようでどんなに金を払っても私の力でも治す事ができません。
・・・このままでは長くはありません。」
ルカは大きくため息をついた。
「それがなんだというのだ。私に関係あるのか」
そうゆうやつだよな。うん・・。
「もし救っていただけたなら私は敵にならず味方として貴女をバックアップしていきます」
・・・・本当か?用事が座ったらポイなんじゃないのか?
それにルカは禁じられているってゆってたんだぜ。
なかなかやるわけねえよな・・。
「話はわかった。とりあえず貴殿の妻を見てみよう。毒気か邪気だけでも取り除けばまだ虫の息からは遠のくであろう」
「ありがとうございます。こちらになります」
つるつるぴかぴかの木できた長い廊下をぬけて寝室っぽいところに入った。
そしたら奥さんが寝てるんだけどおびただしい邪気が見えるくらい奥さんを蝕んでたんだ。
これ・・・治るのか?死相しかでてないぞ。
「ヒルディン!!」
ルカはヒルディンを呼び出した。
そうかこうゆう時役立つのね。
俺も何かいたっけ・・・。
「おまった~」
軽いな。やっぱノリが。
場が微妙な雰囲気になる。
要ってやつは驚いてない。普通驚くだろうに。いやアニメチックにいうとシキガミとかで慣れてんのか?
「ヒルディン毒気を抜いて欲しい。この女どうみる?メドゥサの目が薬になるときいたことがあるか?」
「闇の力のあるものにやられてますな。毒気と邪気が問題ですがそれ以上にもう魂の器が壊れかけてますな・・
あとメドゥサの涙というものは薬になると聞いたことがあります。」
「ああ涙だったか・・」
要のおっさんは本当に奥さんを愛しているようだった。
ヒルディンは奥さんにのしかかり毒気を抜いている
奥さんの顔色はよくなった。
「邪気は私が取ろう。しかし傷がなおらないな」
紫色だった奥さんは一応普通の女に戻った。
「あとはラジュだな。純ちゃんラジュに治癒するよう頼んでくれるか」
ヒルディンは空気を読んで帰っていった。
ほいさ!
ってラジュってそんな事できんの?俺宝の持ち腐れなんじゃ・・・?
「ラジュ!!」
ラジュはケーキのホールを持ったまま登場した。
食べるところだったらしい。
ルカが朝から焼いたケーキだ。
「ジュンイチどしたの」
「この女の人の傷をどうにかしてやってくれないか」
「やだ」
「え?」
マジデ?
「いつもラジュ置いてけぼりでこんなときだけ使われるのやーーーだ!!」
「ごめんごめん。連れて行くからできるだけ。あとポテトチップスというやつを買ってやろうウマイゾー!」
「まあ連れて行ってくれるなら・・・後ポテトチップス忘れないでよ!」
ラジュが奥さんに触れた。
それだけなのに生々しい傷が治っていく。
「でもこの人もう死ぬじゃん。治して意味あんの?」
ラジュはクリクリっとした目で何気なく言う。
「闇の国に一旦戻るぞラジュ」
ルカはラジュの頭をなでてそういった。
「え?なんで~?」
「メドゥサ狩りだ。楽しそうだろ?」
行くんだ?
「ひゃーーー!!ほんと!楽しそう!」
「まずは許可を得に行かねばならんので城に立ち寄るが前王の城なのでラジュも居ていいだろう」
「うっひゃーーテンションあがりまくりー!前王に会えるのイクイク!!」
「という事で帰ったら行くから人間界のものを今の間に食べておくのだ。一旦引っ込むか?ラジュ」
「帰る帰る~」
ポンっとラジュは俺の中に帰ってしまった。
「餌をぶら下げないとアノ手の生き物はゆうことを聞かぬ」
ルカがやれやれって顔で俺を見た。
「純ちゃんも大変だな」
「俺はーそうでもないぜ。好きにやらせてる」
「それはよくない。図に乗り始めたら飼い主でもがぶりだ。綱を持ってやっていくのだ」
「・・わ。わかった・・。」
「ということで命の危機は大分遠ざかったが今できる精一杯はこれくらいでな。貴殿のはやはり死にかけている」
「死に行くには大分遅くはなったがな・・・」
「ありがとうございます。精一杯やっていただいて本当にありがとうございます。私は貴女のために妻が死のうとも
役立つ働きをしたいと思います」
「いや、メドゥサの涙を死ぬまでに持って帰る。これは決定事項である。唯一を大切にするんだな。持って帰ったら共闘してくれるか」
「はい。もちろんでございます。」
「帰るぞ。とりあえず家に。ラジュにポテトチップスを作ってやらねばな。」
あ・・・。
ごめん。俺がポテチで釣ったから。
「浮かない顔をしなくともよい。あやつの使い方はそんなものでよいのだ」
ルカが穴を書く。
家に繋がっている。
「それではまたくる。」
「お気をつけて」
しっかりと頭を下げている。
もう上下関係はできたみたいだ。
ラジュが勝手に出て二個目のタルトホールを食べようとしていた。
あれ?他の召喚獣って勝手に出てこないけど・・。
家の中に入ってとりあえず俺はポテチ作りを手伝った。
俺が言った事だもんなー
慣れない手つきでジャガイモの皮をとにかく削って・・削りすぎたかな?
スライサーでポテトチップスの形にやるところまでは手伝った。
ふん。俺もやればできるじゃないか。
あげるところはちょっとやった事ないから俺ルカにまかせちゃったけど。
こうやって見るとエプロン姿乗るかは一瞬家庭的に見える。
逢坂では覇者だけどな笑