俺とアイツといとこ殿!
バチン。
流華に・・手で打たれた。
「嘘はついておらぬ。島主を疑うでない。女は殺さぬ。そう言っている・・」
「ごめ・・ん」
「確かに私は島のために模索し神咲に関わるモノを殺したりしている。一部しか報告しないのも事実。だが、別にデータがあれば殺そうなどと思っておらぬのだ。・・・あの娘に関して言っていない話はその当たりであるが・・」
「・・・まさか。」
アイツはなにか分かったみたいだ・・。
俺はまだ打たれた頬が熱くて痛い。
きっと俺に疑われたルカの痛みがそうさせて、俺は信じなかった俺を責めている。
「あの娘は確かに器である。が同時に同じように歪みを追うモノと当然かち合うこともある。」
「先にそいつが殺したってこと?」
「先も後も私はあの娘を殺さず次につながればよいとその娘と話をしていたのだ。だが娘の行動や心は同じく追うナニカに先手を行かれた。私はその娘からは得れないままでもあるし話したように娘も恨んでいない故化けても父を頼みに来たのだ。責任でもあると思っている。」
「ルカ・・・同じく追うものって?」
「私がそのように考え公務を始めてからたまに不自然ではないのだが、先にその人間が亡くなる事がたまにあった。」
「ナニカを探してる人。。に出会ったことは?」
「いや・・・無い。だから今回・・驚いたのは「ノロ」という能力者が一枚噛んでいて
娘の頼みを聞きしょうがないゆえ・・父を救いに行こうという行動で浮かび上がった。娘は死んだし追うものに何かを奪われたのかそれとも奪う前にただ邪魔されたのかは分からぬ。だが、今回もそうだが・・なにも殺すことだけが手掛かりや糸口ではないのだ。と思った。・・残念な結末ではあるが・・・正しいと思う判断というのがここで大切なのである。どれだけ神咲に干渉したもので、ただの袖ふれあった・・きっかけなのか因縁がある繋がりなのかを持ってナニカに巻き込まれる干渉者もいるのだ。」
「袖ふれあっただけ・・・?」
「例えば・・だが・・その女の先代が不自然なナニカに先導されて知らぬまま手先となっていたら・・そうだな・・小銭入れに企み小さな穴を私という存在と出会わせ何かを狂わせるために目の前で小銭を落とすように小細工をしたとする。私は親切心で拾ってやった為にコンマ3秒遅れたとする。干渉者は3秒前にその私の先で成し遂げれたとしたら袖ふれあった小銭を落とした女も共犯である故歴史に縛られる。」
「なるほどね・・流華は3秒あとあればあの子が落ちる前に助けられたってこと?」
「ああ。すぐそばまで来ていた。だからIFの世界が出来上がる。同じく追うものについてはよくわからないが、自分のとこの事で手一杯なので4つしているとこうみえても何分疲れてな。一気に把握できるという点は楽ではあるのだが。。」
いやどう見えてもお前はよくやってるよ・・・。それを俺は・・。
「人は一人で生きて来たわけではない。誰かと干渉しあいながら生きてきた。故に神咲にまつわるなにかもその煽りで清算処理を不自然にされたとしたらうちと同じ敵を探しながら・・うちを怨む可能性もあるわけだ。それによってなにかに特化した種族・・能力者であるなら。つじつまはその辺で合うし、目的は同じ故・・遭遇して友好的であるなら聞いてみたいと思ってはいるがな。」
「じゃあ・・・人を救ったり殺したりその業やら魂ごと破壊した時に出される干渉した記録ってのは・・蔵の中?」
「私という純血だけしか神咲の島ではこういった行動をしていないゆえ・・・島の記録として残していないというと嘘になるが報告はしていない。義務もないしな。」
「どこに?」
「私自身が見てしたことは受け継がれる。それがキオクだろう?記録など純血にはいらぬ。第三者に伝えるためだけに存在する。」
「確かに・・・・でもルカは次の純血を出したくないんでしょ?」
「先細りするであろう・・力なきものは増えるであろうという予測はあるが・・自分で出来るところまでやって無理なら交代をするために考えて・・試行段階だが・・私が作った技術も存在する。後で見せてあげよう。」
「できるだけ解決し成功させるつもりでは行動するけど・・僕らみたいな羽・・つまり流華ではできない存在が欠けたり居なかったとして故に失敗したら・・と考えて次に伝える方法も模索して生きてるってこと?」
「・・・・ああ。そうだよ。」
なんちゅうややこしい世界で生きてるんだ。
俺のいとこ殿は・・・。
流華だけが・・・残ればなんとかなるんじゃないかと思ってる島の連中の殆どは・・
純血が口にしなくても正当なる行動全てに賛同するという義務がある。
という掟の中では正しい態度を取れているけど・・根本的に知らないまま・・生きているのか?
「そういうのってさ・・・話し合った方が・・いい案も・・出てきたり一丸となって進んでいけるんじゃ・・」
島主に抗って悪いけど・・俺は。言ってみる。
「違うよ。お前。もう部屋から出て行けよ。」アイツは冷たく本気で言った。
「ダメだ。」ルカはそう言った。
「・・・だってこいつ・・僕は左翼として嫌だ。こんなやつと話を真面目に聞くのは。」
「お前たちには力関係というものがない。左翼と右翼の権限は同じである。ゆえに左翼であっても右翼の意思を曲げ退出させることはできぬ。そして・・私は羽とし聞くのかという問いにおいて純血として約束をした。そして話し、質問はあるかと聞いた。」
「・・・・じゃあどう思うよ?ルカ。」
「島の人間の意思は相談するとして、どれだけ強いと思う?」
「そりゃあ人並み以上には・・・」
「お前は話を聞き始めて嫌だと感じたであろう?」
なんで・・シールド・・?
「シールドという盾はその目的は悟られないためのプライバシー保護ではない。」
「え?」
「正しいことを私に伝えたり、皆で盗聴されぬように守ることで共有したり、命を無駄に落とさぬように存在する。」
「・・・どうゆうことだよ」
「簡単にいうと・・シールドを私は島の人間のモノなら全員破れるということだ。純血はそういう存在なのである。目的の集合体のリーダーなのだから知識は共有するべきだという意思があれば視ようと思えば視える。強制的ではなく友好的にな。だから破られても気付かない。気づかせるためにわざと破ることを普段から無論無意味にそんなことをする必要はないので滅多にしないが。今日は無意味ではない。故に自分の目的のためにお前に流れる血は有効的にお前の色を見せる。」
「!!!じゃあ・・・俺が防御シールドをかけても破れるってことかよっ」
「命を守るために張る物理的な防御シールドを私は純血としてなぜ破らぬばならぬ。」
「・・・・・・・。」
「なんでもかんでも俺らの為だけに生きてるって言いたいのかよ!」
「お前っ・・」
「そうではないよ純ちゃん。」
ったくなんなんだよもう訳わかんねえ。
「結論から質問として答えると、純血には島の人間を守る為の行動は許されるが無作為に傷をつけるために私は日々鍛錬してきたわけではないし、その権利もない。」
・・・・・。
「ルカ自身はどう思ってんだよ・・」
「私自身は・・・この先で右翼も左翼も技術で作り出せたら良いと思う。」
「そんな都合のいいこと・・・」
「ああ。無い。これは甘えた考えで、しかも私自身の意見なのだが、純血として役所である羽に全てを押し付けるのではなく、出来るだけ荷を軽くしてやれる方法なら探して行けると鍛錬している。」
「・・・・そんなこと・・出来るのかよ。」
「分からないけどそう思って信じ鍛錬し、10年以上生きてきた。」
「っ!!!!」
マジかよ。
「まだ答えは見つからぬのだが・・・すまぬ。」
ルカは真珠みたいな涙を・・・ポロっ・・・ポロ・・っと零しながら俺に頭を下げている。
な・・なんで・・・?
「おい・・・泣くな・・・よ・・ル・・カ・・?」
「泣いてはおらぬ・・・」
すすりあげることもせず宝石みたいな透明の涙だけが無表情の陶器みたいな肌を濡らす。
もしかして・・気づいてないのか・・?嘘つかないわけだし・・
「ほんと・・・お前・・馬鹿じゃない?」
いつのまにかルカの前にアイツは立っていて・・俺を見下げた目で見ている。
俺・・俺・・傷つけるつもりはなかった・・純潔として答えると最初に聞いてたのに・・
個人的には苦しい気持ちを押さえ付けて生きてるルカは・・
「ごめんっ・・流華。」
「謝らずとも良い。思ったことを口に出し合っただけである。」
アイツ越しに見える流華はまだ涙を流している。
口調も普通。しゃっくりをしてるわけでも嗚咽の混じった声でもない。
だけどアイツに流れる血がなんであろうと流華って感情は存在するから島のためや俺たちを考えて
10年も・・考え続けれるんだろうし・・
その矛盾した心の歪は・・何処に連れて行ってやったらいいんだよ・・?
ラウンドワンでストライク出したらすっとすんのかよ。
刺されたみたいに心臓の奥が痛くて・・俺はうつむいてしまう。
流華に・・手で打たれた。
「嘘はついておらぬ。島主を疑うでない。女は殺さぬ。そう言っている・・」
「ごめ・・ん」
「確かに私は島のために模索し神咲に関わるモノを殺したりしている。一部しか報告しないのも事実。だが、別にデータがあれば殺そうなどと思っておらぬのだ。・・・あの娘に関して言っていない話はその当たりであるが・・」
「・・・まさか。」
アイツはなにか分かったみたいだ・・。
俺はまだ打たれた頬が熱くて痛い。
きっと俺に疑われたルカの痛みがそうさせて、俺は信じなかった俺を責めている。
「あの娘は確かに器である。が同時に同じように歪みを追うモノと当然かち合うこともある。」
「先にそいつが殺したってこと?」
「先も後も私はあの娘を殺さず次につながればよいとその娘と話をしていたのだ。だが娘の行動や心は同じく追うナニカに先手を行かれた。私はその娘からは得れないままでもあるし話したように娘も恨んでいない故化けても父を頼みに来たのだ。責任でもあると思っている。」
「ルカ・・・同じく追うものって?」
「私がそのように考え公務を始めてからたまに不自然ではないのだが、先にその人間が亡くなる事がたまにあった。」
「ナニカを探してる人。。に出会ったことは?」
「いや・・・無い。だから今回・・驚いたのは「ノロ」という能力者が一枚噛んでいて
娘の頼みを聞きしょうがないゆえ・・父を救いに行こうという行動で浮かび上がった。娘は死んだし追うものに何かを奪われたのかそれとも奪う前にただ邪魔されたのかは分からぬ。だが、今回もそうだが・・なにも殺すことだけが手掛かりや糸口ではないのだ。と思った。・・残念な結末ではあるが・・・正しいと思う判断というのがここで大切なのである。どれだけ神咲に干渉したもので、ただの袖ふれあった・・きっかけなのか因縁がある繋がりなのかを持ってナニカに巻き込まれる干渉者もいるのだ。」
「袖ふれあっただけ・・・?」
「例えば・・だが・・その女の先代が不自然なナニカに先導されて知らぬまま手先となっていたら・・そうだな・・小銭入れに企み小さな穴を私という存在と出会わせ何かを狂わせるために目の前で小銭を落とすように小細工をしたとする。私は親切心で拾ってやった為にコンマ3秒遅れたとする。干渉者は3秒前にその私の先で成し遂げれたとしたら袖ふれあった小銭を落とした女も共犯である故歴史に縛られる。」
「なるほどね・・流華は3秒あとあればあの子が落ちる前に助けられたってこと?」
「ああ。すぐそばまで来ていた。だからIFの世界が出来上がる。同じく追うものについてはよくわからないが、自分のとこの事で手一杯なので4つしているとこうみえても何分疲れてな。一気に把握できるという点は楽ではあるのだが。。」
いやどう見えてもお前はよくやってるよ・・・。それを俺は・・。
「人は一人で生きて来たわけではない。誰かと干渉しあいながら生きてきた。故に神咲にまつわるなにかもその煽りで清算処理を不自然にされたとしたらうちと同じ敵を探しながら・・うちを怨む可能性もあるわけだ。それによってなにかに特化した種族・・能力者であるなら。つじつまはその辺で合うし、目的は同じ故・・遭遇して友好的であるなら聞いてみたいと思ってはいるがな。」
「じゃあ・・・人を救ったり殺したりその業やら魂ごと破壊した時に出される干渉した記録ってのは・・蔵の中?」
「私という純血だけしか神咲の島ではこういった行動をしていないゆえ・・・島の記録として残していないというと嘘になるが報告はしていない。義務もないしな。」
「どこに?」
「私自身が見てしたことは受け継がれる。それがキオクだろう?記録など純血にはいらぬ。第三者に伝えるためだけに存在する。」
「確かに・・・・でもルカは次の純血を出したくないんでしょ?」
「先細りするであろう・・力なきものは増えるであろうという予測はあるが・・自分で出来るところまでやって無理なら交代をするために考えて・・試行段階だが・・私が作った技術も存在する。後で見せてあげよう。」
「できるだけ解決し成功させるつもりでは行動するけど・・僕らみたいな羽・・つまり流華ではできない存在が欠けたり居なかったとして故に失敗したら・・と考えて次に伝える方法も模索して生きてるってこと?」
「・・・・ああ。そうだよ。」
なんちゅうややこしい世界で生きてるんだ。
俺のいとこ殿は・・・。
流華だけが・・・残ればなんとかなるんじゃないかと思ってる島の連中の殆どは・・
純血が口にしなくても正当なる行動全てに賛同するという義務がある。
という掟の中では正しい態度を取れているけど・・根本的に知らないまま・・生きているのか?
「そういうのってさ・・・話し合った方が・・いい案も・・出てきたり一丸となって進んでいけるんじゃ・・」
島主に抗って悪いけど・・俺は。言ってみる。
「違うよ。お前。もう部屋から出て行けよ。」アイツは冷たく本気で言った。
「ダメだ。」ルカはそう言った。
「・・・だってこいつ・・僕は左翼として嫌だ。こんなやつと話を真面目に聞くのは。」
「お前たちには力関係というものがない。左翼と右翼の権限は同じである。ゆえに左翼であっても右翼の意思を曲げ退出させることはできぬ。そして・・私は羽とし聞くのかという問いにおいて純血として約束をした。そして話し、質問はあるかと聞いた。」
「・・・・じゃあどう思うよ?ルカ。」
「島の人間の意思は相談するとして、どれだけ強いと思う?」
「そりゃあ人並み以上には・・・」
「お前は話を聞き始めて嫌だと感じたであろう?」
なんで・・シールド・・?
「シールドという盾はその目的は悟られないためのプライバシー保護ではない。」
「え?」
「正しいことを私に伝えたり、皆で盗聴されぬように守ることで共有したり、命を無駄に落とさぬように存在する。」
「・・・どうゆうことだよ」
「簡単にいうと・・シールドを私は島の人間のモノなら全員破れるということだ。純血はそういう存在なのである。目的の集合体のリーダーなのだから知識は共有するべきだという意思があれば視ようと思えば視える。強制的ではなく友好的にな。だから破られても気付かない。気づかせるためにわざと破ることを普段から無論無意味にそんなことをする必要はないので滅多にしないが。今日は無意味ではない。故に自分の目的のためにお前に流れる血は有効的にお前の色を見せる。」
「!!!じゃあ・・・俺が防御シールドをかけても破れるってことかよっ」
「命を守るために張る物理的な防御シールドを私は純血としてなぜ破らぬばならぬ。」
「・・・・・・・。」
「なんでもかんでも俺らの為だけに生きてるって言いたいのかよ!」
「お前っ・・」
「そうではないよ純ちゃん。」
ったくなんなんだよもう訳わかんねえ。
「結論から質問として答えると、純血には島の人間を守る為の行動は許されるが無作為に傷をつけるために私は日々鍛錬してきたわけではないし、その権利もない。」
・・・・・。
「ルカ自身はどう思ってんだよ・・」
「私自身は・・・この先で右翼も左翼も技術で作り出せたら良いと思う。」
「そんな都合のいいこと・・・」
「ああ。無い。これは甘えた考えで、しかも私自身の意見なのだが、純血として役所である羽に全てを押し付けるのではなく、出来るだけ荷を軽くしてやれる方法なら探して行けると鍛錬している。」
「・・・・そんなこと・・出来るのかよ。」
「分からないけどそう思って信じ鍛錬し、10年以上生きてきた。」
「っ!!!!」
マジかよ。
「まだ答えは見つからぬのだが・・・すまぬ。」
ルカは真珠みたいな涙を・・・ポロっ・・・ポロ・・っと零しながら俺に頭を下げている。
な・・なんで・・・?
「おい・・・泣くな・・・よ・・ル・・カ・・?」
「泣いてはおらぬ・・・」
すすりあげることもせず宝石みたいな透明の涙だけが無表情の陶器みたいな肌を濡らす。
もしかして・・気づいてないのか・・?嘘つかないわけだし・・
「ほんと・・・お前・・馬鹿じゃない?」
いつのまにかルカの前にアイツは立っていて・・俺を見下げた目で見ている。
俺・・俺・・傷つけるつもりはなかった・・純潔として答えると最初に聞いてたのに・・
個人的には苦しい気持ちを押さえ付けて生きてるルカは・・
「ごめんっ・・流華。」
「謝らずとも良い。思ったことを口に出し合っただけである。」
アイツ越しに見える流華はまだ涙を流している。
口調も普通。しゃっくりをしてるわけでも嗚咽の混じった声でもない。
だけどアイツに流れる血がなんであろうと流華って感情は存在するから島のためや俺たちを考えて
10年も・・考え続けれるんだろうし・・
その矛盾した心の歪は・・何処に連れて行ってやったらいいんだよ・・?
ラウンドワンでストライク出したらすっとすんのかよ。
刺されたみたいに心臓の奥が痛くて・・俺はうつむいてしまう。