俺とアイツといとこ殿!
いいお返事。

「一つは通信をとださないこと。途絶えたと思ったら誰かに連絡しそして右翼左翼に連絡すること。」

「ハイ。」

「一つは命を無駄にしてまで乗り込まないこと。お前たちが死んでしまっては意味がないのだ。
一族を守るためのこのノロ討伐。
そしてノロも強い。

己の力を過信することなかれ。
必ず戦闘になりそういなったら取りあえず逃げよ。

その間に大人に連絡し場所をとにかく教えるのだ。携帯は電池がなくなると使えぬ。
最初から地図を持っていきなさい。」

「ハイ!」

「子供らのリーダーはお前に任命する。補佐としてお前とお前。」

この間の子供達だ。

「ハイ!!」
「しっかりやります。」
「任せてください。」

「今回は完全なる攻撃を受けておる。
耳を貸すではない。嘘もつく。
私が人質になったと言われても嘘だと思うのだ。画像を送り付けられてもだ。」

言い聞かせるように言う。

きっと人質になったとしても乗り込ませる気だろ・・?

「どうすればいいのですか?島主様が人質だってみせられたら・・」

「まずは聞く。誰かに確かめるのだ。もし通信できない状況であれば・・
あとは信じるのだ私を誰だと思っている。捕まったりはせぬ。」

「ハイ!!」

「ですよね!めちゃ強いもん。」

「わっかりました!!」

子供に分かりやすいように説明をしてる流華は

保母さんに見えないことも・・見えないな。

いいように言うと子供王国の王様って感じ。

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