俺とアイツといとこ殿!
?_?
俺は焦る・・そ。そうゆうの嫌い・・だよね・・?
ヤバーース。
「人の答案をあらゆる手で盗み見ることだよw」
したり顔でアイツは告げ口するかの様に答える。
「へえ・・そうか。」
あれ?あんま怒ってないかんじ。
アイツもちょっと意外そう。
「カンニング・・ってずるいよな?俺っしたことねえってば。」
焦った俺は機嫌を取るわけではないがほんとにしたことねえし言ってみる。
「・・いや、ずるくはないだろう。つまりテストの通過の一つの仕方なんだろう?
処世術みたいなものだ。著しく能力を使うのなら島の人間として良いことではないが、大して使わないなら・・問題なかろう。私たちは人でありながらすでに人を使う身。
つまらない時間を短縮出来るならそれで良い。まあバレなければ問題にはならないしな。
他人の答案ぐらい見てもよかろうそいつの学力が実際減るものじゃなし。
まあ人間の学生として己の身にはならぬという自覚があれば。だがな・・」
へえ・・・いいのか。なんだかルカってよくよく話をしてみたら俺が思ってたイメージと違う考えだったりするんだな。
まあ俺ももう・・・ちょいで誕生日だけど15になるまで修行とか飲み会でしか会ってなかったわけだし。
色んなルカを見てゆくって斬新な感覚なんだなあ。
「まあ純ちゃんがずるい・悪いことだと思っているのならしないほうがいい。」
ルカはニヤリとつけ加えた。
そんな風に言われたら・・・迷うじゃん!!!
「なんで?」
「悪いと思ってするのなら最初からしない方がいいに決まっている。私にとっては悪いことではなく自然な道理でも純ちゃんにとって自然ではないことをするとバレてしまったり、自分自身にその罪という枷をかけることになる。回答を見て身動きが取りやすくするはずが取りづらくするだけだ。結局自分を苦しめても時間を短縮したことにはならない。」
「なるほどな?俺むいてなさそうだからもうちょいがんばるわ。」
さすがいとこ殿 ついでに・・島の意思としての常識人。そして長としてのありがたーいお言葉。
「そうだね。お前にはヘタを打たれてバレる方がうちの恥だ。僕たちまでカンニングしてると思われちゃうし。」
せせら笑うようにあいつは言った。
チクしょー井の中のカワズって言葉があるんだぜ?アホ高校でトップなくらいで偉そうに・・・。
多分賢い高校でもそれなりなんだろうが。
「まあ大体理解したんだけど?最後の質問?。そういう考えのルカが何故高校に行ってるの?適当に通信制の学校で日数を極端に減らしてあとは誰かに単位分の宿題やらせるっていう手もあるわけじゃん?」
そっか?そうゆうことなら・・そうだよな。
「それには幾つかの合理的な理由がある。一つは学校に行っているという大義名分で会社に詰める時間を減らせる。これは力や脳を使いすぎて大事な時に使えない事を避けている。それなりに休める事は大切なことなのだ。やればいいというものではない。」
なるほど?仕事したくないわけじゃないけど・・ずっとは嫌だよな。若いし。俺もやだ。
「一つは学校にゆくと邪気を喰らうことができる。」
じゃ・・邪気?喰らう?
「それは前にも言っていたやつだよね。」
「うん。妬み・好色・悩み・戸惑い・虚勢・怨霊・などをもって大人数の子供が学校にやってくる・・邪気とは色々あるが集合体である学校にいくと群れを好むので丁度良い。各家庭からあらゆる邪気が蔓延して集まってくると目的に沿った私はすごく助かる。」
「そうだね・・僕は流華がどのくらい持つことが出来るかってのはよくわからないんだけど・・僕らには見えないし。」
アイツ何納得してんだよ。
「喰らうって??」俺も聞いてみる。
「取り込むことだよ。」お前に聞いてねえっつうの。
「そうだ。業の深いものに邪気は寄っていく。そして私に寄ってくる。私の業に喰らわれ共生し増幅する。私は邪気を生み出すことが出来ないゆえ邪なものが集まる場所というのが丁度良い。」
よくわからん。けど丁度良いんだな!流華にとって学校は。
「肩こりとかしないの?」重そう。
「ははは。いや。しないな。この業を理解し支配することがある意味純血の証とも言えるのかもしれん。私同様純血が先代の記憶が引き継ぐということは私も先代の罪を負い生きてゆくということだ。家の業もな。荷は重いが慣れている。どのくらい持てるか、必要なのかという問いは分からぬというのが正直なところだ。もっと合理的な場所があれば私は学校などやめようと思っている。」
「・・・・。」
聞くんじゃなかったカモ。すげー重たい話だ・・・
そんなもの捨てちゃえよ。って言いたいけど・・言えないぜ。それを否定したらもうルカはなんなのかわからなくなるし、どちみち聞かない。アイツもそんな顔をしている。
思い出したようにルカは言う。
「一番の学校に行く理由は純ちゃんや瞬ちゃんと沢山会うことができるので楽しいからだ。
私は幼少期から学校に殆ど行ってないが知り合いでしかも従兄弟がいるとああゆう場も悪くないと思える。」
楽しい・・って流華から・・
初めて聞いたかも。一番って良いな。
「ルカが楽しいならいいや。」
「俺も。」
なんだか嬉しい。学校に行く意味の中に俺・・らが含まれていたなんて。
俺は焦る・・そ。そうゆうの嫌い・・だよね・・?
ヤバーース。
「人の答案をあらゆる手で盗み見ることだよw」
したり顔でアイツは告げ口するかの様に答える。
「へえ・・そうか。」
あれ?あんま怒ってないかんじ。
アイツもちょっと意外そう。
「カンニング・・ってずるいよな?俺っしたことねえってば。」
焦った俺は機嫌を取るわけではないがほんとにしたことねえし言ってみる。
「・・いや、ずるくはないだろう。つまりテストの通過の一つの仕方なんだろう?
処世術みたいなものだ。著しく能力を使うのなら島の人間として良いことではないが、大して使わないなら・・問題なかろう。私たちは人でありながらすでに人を使う身。
つまらない時間を短縮出来るならそれで良い。まあバレなければ問題にはならないしな。
他人の答案ぐらい見てもよかろうそいつの学力が実際減るものじゃなし。
まあ人間の学生として己の身にはならぬという自覚があれば。だがな・・」
へえ・・・いいのか。なんだかルカってよくよく話をしてみたら俺が思ってたイメージと違う考えだったりするんだな。
まあ俺ももう・・・ちょいで誕生日だけど15になるまで修行とか飲み会でしか会ってなかったわけだし。
色んなルカを見てゆくって斬新な感覚なんだなあ。
「まあ純ちゃんがずるい・悪いことだと思っているのならしないほうがいい。」
ルカはニヤリとつけ加えた。
そんな風に言われたら・・・迷うじゃん!!!
「なんで?」
「悪いと思ってするのなら最初からしない方がいいに決まっている。私にとっては悪いことではなく自然な道理でも純ちゃんにとって自然ではないことをするとバレてしまったり、自分自身にその罪という枷をかけることになる。回答を見て身動きが取りやすくするはずが取りづらくするだけだ。結局自分を苦しめても時間を短縮したことにはならない。」
「なるほどな?俺むいてなさそうだからもうちょいがんばるわ。」
さすがいとこ殿 ついでに・・島の意思としての常識人。そして長としてのありがたーいお言葉。
「そうだね。お前にはヘタを打たれてバレる方がうちの恥だ。僕たちまでカンニングしてると思われちゃうし。」
せせら笑うようにあいつは言った。
チクしょー井の中のカワズって言葉があるんだぜ?アホ高校でトップなくらいで偉そうに・・・。
多分賢い高校でもそれなりなんだろうが。
「まあ大体理解したんだけど?最後の質問?。そういう考えのルカが何故高校に行ってるの?適当に通信制の学校で日数を極端に減らしてあとは誰かに単位分の宿題やらせるっていう手もあるわけじゃん?」
そっか?そうゆうことなら・・そうだよな。
「それには幾つかの合理的な理由がある。一つは学校に行っているという大義名分で会社に詰める時間を減らせる。これは力や脳を使いすぎて大事な時に使えない事を避けている。それなりに休める事は大切なことなのだ。やればいいというものではない。」
なるほど?仕事したくないわけじゃないけど・・ずっとは嫌だよな。若いし。俺もやだ。
「一つは学校にゆくと邪気を喰らうことができる。」
じゃ・・邪気?喰らう?
「それは前にも言っていたやつだよね。」
「うん。妬み・好色・悩み・戸惑い・虚勢・怨霊・などをもって大人数の子供が学校にやってくる・・邪気とは色々あるが集合体である学校にいくと群れを好むので丁度良い。各家庭からあらゆる邪気が蔓延して集まってくると目的に沿った私はすごく助かる。」
「そうだね・・僕は流華がどのくらい持つことが出来るかってのはよくわからないんだけど・・僕らには見えないし。」
アイツ何納得してんだよ。
「喰らうって??」俺も聞いてみる。
「取り込むことだよ。」お前に聞いてねえっつうの。
「そうだ。業の深いものに邪気は寄っていく。そして私に寄ってくる。私の業に喰らわれ共生し増幅する。私は邪気を生み出すことが出来ないゆえ邪なものが集まる場所というのが丁度良い。」
よくわからん。けど丁度良いんだな!流華にとって学校は。
「肩こりとかしないの?」重そう。
「ははは。いや。しないな。この業を理解し支配することがある意味純血の証とも言えるのかもしれん。私同様純血が先代の記憶が引き継ぐということは私も先代の罪を負い生きてゆくということだ。家の業もな。荷は重いが慣れている。どのくらい持てるか、必要なのかという問いは分からぬというのが正直なところだ。もっと合理的な場所があれば私は学校などやめようと思っている。」
「・・・・。」
聞くんじゃなかったカモ。すげー重たい話だ・・・
そんなもの捨てちゃえよ。って言いたいけど・・言えないぜ。それを否定したらもうルカはなんなのかわからなくなるし、どちみち聞かない。アイツもそんな顔をしている。
思い出したようにルカは言う。
「一番の学校に行く理由は純ちゃんや瞬ちゃんと沢山会うことができるので楽しいからだ。
私は幼少期から学校に殆ど行ってないが知り合いでしかも従兄弟がいるとああゆう場も悪くないと思える。」
楽しい・・って流華から・・
初めて聞いたかも。一番って良いな。
「ルカが楽しいならいいや。」
「俺も。」
なんだか嬉しい。学校に行く意味の中に俺・・らが含まれていたなんて。