俺とアイツといとこ殿!
呪いのゲーム
ある日のことだった。本当にちょっとしたことでこんなことになるとは思わなかった。
リビングでくつろいでたらルカのよくやってるクソゲーがついたままになっていて
それを消そうとしたんだよな。電源を切ろうとしたそれだけなのに。
ちょうど汗を流したルカがシャワーからあがって来て
「ゲームつけっぱだぜ。」
「それに触る・・・」
なを言おうとしたくらいで
俺は・・俺は・・・
強烈な力でテレビの中に吸い込まれそうになって追いかけて来たルカが手を伸ばして俺の手をつかんで
アイツがルカの手をつかんだけど・・結局3人とも吸い込まれてしまったんだ。
「なんだあああああぁぁぁ!
これーぇぇぇ」
ポン!とはじき出された世界はどこだここ。村?風車や家屋がある。
そうだルカはどこだ?って後ろにいた。よかったよかった。
ついでにアイツもうしろにいた~けど。。。
「ルカここって一体・・・」
「なぜ私のゲームに触ったのだ」
「だあからつけっぱ立ったから消してあげようと思って」
「せっかくやっとクリアできるところまで行ったというのに....」
それはしらなかった。
確かにそれは落胆するわな。
「でもセーブしてんだろだいじょうびじゃん」
「このゲームにセーブはないクソゲたる所以だな」
まじかよ。ってなんでゲームの話ばっかしてんの?
「ここも逢坂みたいなところ?」
「ここは・・・終わりの始まりの村で簡単に言うと確信で言うが・・今ゲームの中にいることになる」
はぁぁあぁ?
「ルカそれってどうゆうことなの?」
アイツもびっくりしたようだ。俺ってばそういやあテレビの中に入った気がするぜ
「こんなことは初めてなのでわからんが
やりこんだゲームなのでここがどこかはわかるがどうやって出ればいいのか」
わからないと。
「穴かいたら一発じゃん」
「アレは次元を把握しているからかけるのであって今はそうではないので無理である」
「じゃあ三人で夢の呪譜破って夢に行こうぜ」
「多分無理である。今テレパスすら届かぬ。ということはだ。力はこのゲームに依存するゆえ私は術類が使えぬか弱き女子というわけであるな」
いやか弱くはないでしょうが。
笑わせてくれるぜ。
でもそれが本当だってことはいつものルカ頼りなんて無理ってこと?
「このゲームについて教えてルカ」
あいつが割って入ってくる。
「このゲームはRPGではなくアクションゲームだ。ここはおわりのはじまりのむらといって話を聞いたりしてクエストを発現させる為にある。この道をまっすぐ行けばゲームは始まる。そしてアクションゲームは横スクロールだ。どうやっても終わればここに戻ってきてまたクエストが発生して横に行くのである」
「アクション面のルールを簡単に説明してもらってもいい?」
「お前らなに乗り気にゲーム攻略しようとしてんだよ。帰る方法探そうぜ」
俺はまだこのとき気楽だった。だってなににも襲われてないんだもの。
「攻略することが多分帰る方法につながると思っているということだ」
まじかよ!
「さて、村人に話しかけたらクエストは発生するそれで冒険者となるわけだ。」
「ふむふむ」
「取り敢えず説明しておこうか。アクションゲームでは星をとったら一基増える。巻物を取ったら技が使えるようになる。そいつだけだが。敵は基本踏む。踏めそうにない敵はなにかぶつける。味方は一人だけ持つことができる。今は三人なので2:1まではできるということ制限時間はないが最後の敵は踏んづけても死なない。術で殺す」
なーんだマリオとかドンキとかと似たようなものじゃん。
ってあれを自分でできるか俺
鳥さんとか踏めるか俺。
うーん実際やるとなると度胸がいるゲームだな。
「一番クソなのはハイスコアの基準が決まっていてそれ以下だともう一回。
それを越すとハイスコアじゃない方の味方にボーナスとして5基プレゼントされる。」
「ハイスコアじゃないとやりなおしね。了解。スコアはなにで取るの?」
「時間×コイン。だから時間無制限なんてほぼ意味がない。早ければ早いほど時間ボーナススコアが高い」
「じゃあ一基が少なかったらスコアを調整するのも戦法なわけね。」
「うむそうなのだが・・・」
ルカは考え込んだ。
いやにハイクオリティな村人と背景家の一本一本まで本物のようで気持ちが悪い。
俺ってば早く帰りてぇ。
「どうしたんだよ。早く行こうぜ」
「いやなぜこんなことになったのか、生身の私は向こうにいるのかいないのか気になってな。いるとしたら非常にまずい状況なのだが」
たたたたたしかにやべえ!
「考えても戻れるわけじゃねえしクリアしながら考えるか戻って確かめようぜ。」
原因つくったっぽい俺が言うのも何なんだが
「それしかないであろうな。ありがとう純ちゃん」
「チ」
やっぱりいやな音はいりましたー
さて村人に話しかけてと・・・
「なあおっさん」
「ああ旅人の泊まる宿はないんだ。最近魔獣が暴れだして人間界との境界線を越えてくるようになったんだよ!」
ああ・・あるある設定ね。棒読みだし。
ボカロ?
「そうかいそうかい・・」
「どうしても泊まりたきゃフラミンゴの羽を持って帰ってきてくれ!ここいらのボスの羽だ。それで討ち取った証とするよ」
「わかったよ」
「ルカフラミンゴの羽だって」
「とにかく私は技も何も使えぬのでお前たち死ぬ気でやるんだぞ。このクソゲーはクソ強いから面白くないんだ」
お前はそこが面白いんだろ。
村のはずれにある矢印に沿って進むといきなり面が現れた。
「巻物と星を取るのだぞ。じゃないと本当に死ぬやもしれぬ」
まじかよ!巻物巻物。
ルカは草むらを探して星を出し手に取った。そしたらルカのお腹辺りに1という文字が出た。
えー最初から何基かないのかよ!
コレはガチやべえ。
「瞬ちゃんそこの木に登って頂点にある巻物を取って」
「う・・うん」
巻物俺じゃないの?
リビングでくつろいでたらルカのよくやってるクソゲーがついたままになっていて
それを消そうとしたんだよな。電源を切ろうとしたそれだけなのに。
ちょうど汗を流したルカがシャワーからあがって来て
「ゲームつけっぱだぜ。」
「それに触る・・・」
なを言おうとしたくらいで
俺は・・俺は・・・
強烈な力でテレビの中に吸い込まれそうになって追いかけて来たルカが手を伸ばして俺の手をつかんで
アイツがルカの手をつかんだけど・・結局3人とも吸い込まれてしまったんだ。
「なんだあああああぁぁぁ!
これーぇぇぇ」
ポン!とはじき出された世界はどこだここ。村?風車や家屋がある。
そうだルカはどこだ?って後ろにいた。よかったよかった。
ついでにアイツもうしろにいた~けど。。。
「ルカここって一体・・・」
「なぜ私のゲームに触ったのだ」
「だあからつけっぱ立ったから消してあげようと思って」
「せっかくやっとクリアできるところまで行ったというのに....」
それはしらなかった。
確かにそれは落胆するわな。
「でもセーブしてんだろだいじょうびじゃん」
「このゲームにセーブはないクソゲたる所以だな」
まじかよ。ってなんでゲームの話ばっかしてんの?
「ここも逢坂みたいなところ?」
「ここは・・・終わりの始まりの村で簡単に言うと確信で言うが・・今ゲームの中にいることになる」
はぁぁあぁ?
「ルカそれってどうゆうことなの?」
アイツもびっくりしたようだ。俺ってばそういやあテレビの中に入った気がするぜ
「こんなことは初めてなのでわからんが
やりこんだゲームなのでここがどこかはわかるがどうやって出ればいいのか」
わからないと。
「穴かいたら一発じゃん」
「アレは次元を把握しているからかけるのであって今はそうではないので無理である」
「じゃあ三人で夢の呪譜破って夢に行こうぜ」
「多分無理である。今テレパスすら届かぬ。ということはだ。力はこのゲームに依存するゆえ私は術類が使えぬか弱き女子というわけであるな」
いやか弱くはないでしょうが。
笑わせてくれるぜ。
でもそれが本当だってことはいつものルカ頼りなんて無理ってこと?
「このゲームについて教えてルカ」
あいつが割って入ってくる。
「このゲームはRPGではなくアクションゲームだ。ここはおわりのはじまりのむらといって話を聞いたりしてクエストを発現させる為にある。この道をまっすぐ行けばゲームは始まる。そしてアクションゲームは横スクロールだ。どうやっても終わればここに戻ってきてまたクエストが発生して横に行くのである」
「アクション面のルールを簡単に説明してもらってもいい?」
「お前らなに乗り気にゲーム攻略しようとしてんだよ。帰る方法探そうぜ」
俺はまだこのとき気楽だった。だってなににも襲われてないんだもの。
「攻略することが多分帰る方法につながると思っているということだ」
まじかよ!
「さて、村人に話しかけたらクエストは発生するそれで冒険者となるわけだ。」
「ふむふむ」
「取り敢えず説明しておこうか。アクションゲームでは星をとったら一基増える。巻物を取ったら技が使えるようになる。そいつだけだが。敵は基本踏む。踏めそうにない敵はなにかぶつける。味方は一人だけ持つことができる。今は三人なので2:1まではできるということ制限時間はないが最後の敵は踏んづけても死なない。術で殺す」
なーんだマリオとかドンキとかと似たようなものじゃん。
ってあれを自分でできるか俺
鳥さんとか踏めるか俺。
うーん実際やるとなると度胸がいるゲームだな。
「一番クソなのはハイスコアの基準が決まっていてそれ以下だともう一回。
それを越すとハイスコアじゃない方の味方にボーナスとして5基プレゼントされる。」
「ハイスコアじゃないとやりなおしね。了解。スコアはなにで取るの?」
「時間×コイン。だから時間無制限なんてほぼ意味がない。早ければ早いほど時間ボーナススコアが高い」
「じゃあ一基が少なかったらスコアを調整するのも戦法なわけね。」
「うむそうなのだが・・・」
ルカは考え込んだ。
いやにハイクオリティな村人と背景家の一本一本まで本物のようで気持ちが悪い。
俺ってば早く帰りてぇ。
「どうしたんだよ。早く行こうぜ」
「いやなぜこんなことになったのか、生身の私は向こうにいるのかいないのか気になってな。いるとしたら非常にまずい状況なのだが」
たたたたたしかにやべえ!
「考えても戻れるわけじゃねえしクリアしながら考えるか戻って確かめようぜ。」
原因つくったっぽい俺が言うのも何なんだが
「それしかないであろうな。ありがとう純ちゃん」
「チ」
やっぱりいやな音はいりましたー
さて村人に話しかけてと・・・
「なあおっさん」
「ああ旅人の泊まる宿はないんだ。最近魔獣が暴れだして人間界との境界線を越えてくるようになったんだよ!」
ああ・・あるある設定ね。棒読みだし。
ボカロ?
「そうかいそうかい・・」
「どうしても泊まりたきゃフラミンゴの羽を持って帰ってきてくれ!ここいらのボスの羽だ。それで討ち取った証とするよ」
「わかったよ」
「ルカフラミンゴの羽だって」
「とにかく私は技も何も使えぬのでお前たち死ぬ気でやるんだぞ。このクソゲーはクソ強いから面白くないんだ」
お前はそこが面白いんだろ。
村のはずれにある矢印に沿って進むといきなり面が現れた。
「巻物と星を取るのだぞ。じゃないと本当に死ぬやもしれぬ」
まじかよ!巻物巻物。
ルカは草むらを探して星を出し手に取った。そしたらルカのお腹辺りに1という文字が出た。
えー最初から何基かないのかよ!
コレはガチやべえ。
「瞬ちゃんそこの木に登って頂点にある巻物を取って」
「う・・うん」
巻物俺じゃないの?